駆け出しDJの僕が思う、これからDJ始めたい人にとりあえず言っておきたいこと

きっかけはこれ。

これからDJを始める人にゆっておきたいことがある。(gatearray recordings blog)

というブログエントリがtwitter上でやたら評価されていたので読んでみた。

僕の第一印象は「うーん、これのどこが良ポストなのか?」というもの。
DJしてみたいから買ってみてしてみて自分がへぼすぎて死にそうになって
それから勉強でもいいじゃん。飛び出さないと始まらない。
べつにフミアキさんdisってんじゃなくて、これ持ち上げる意味あんのかっていう。

フミアキさんが何を言ってるかというと、

# オレはPCDJ推進派だけど、まっさらでこれから始める人には手軽に安易にデジタルに流れないで、
アナログDJも体験してから吟味して欲しいなぁ。
=クラブで廻してるところを見たり、お店で触ってCDJやPCDJと何がどう違うのか、
理解して欲しいということです。アナログにもアナログの優位性があって、
現場ではまだまだ主流だしそれだけの理由があります。
ひょっとするとあなたの望むプレイスタイルはPCやCDでは実現できないかもしれない。

# 上から目線で申し訳ないけど、いきなり人に聞いてソフトやハードを買うんじゃなくて、
実際のいろんなDJのプレイを見て聴いてから臨んで欲しい。


っていうことなんだけど、そうか?
買っちゃえばいいじゃん、勢いで。機材。

まず「じゃあお前はどうなんだ」というハナシ


僕はDJ的なこと始めて3年足らず。
家で酒飲みながらUstとかでDJしてればそれはそれで面白いし、
ハコでやらせてもらう機会があったら(年6回くらい)できたら嬉しいっていう程度にしかDJしてない。
で、まずさっきのブログのフミアキさんが言う「この曲かっけーから聴こうぜ」的な
「人に教えたい聴いてもらいたい音楽を紹介する」というところはわかる。
ヘタクソなりに「これいいよねー!」ってのがなけりゃ僕も別に顔晒して部屋晒してDJしない。

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「DJ教えてください!」と言われることもあるよね


そんでハコとかUstとかで「やってみたい」というふうに声かけられることもありますよ。
で、どうすればいいですか?って聴かれるけど
そこで「どうすればいいか分からんうちはやらんでええ」って答えるとそこで話が終了だよね。

だから僕は、「DJ始めたいなー」と思ってる人には
「とりあえずなんでもいいから機材買えよ」って言うことにしてるんですよ。
だって家にDJ機材ないとDJできないじゃん。
最近はレンタルブースとかあるけどあれはあくまで現場の雰囲気を確認するためのものというか
練習するにはちょっと自由度低い気もする。


いきなり買っても全然おもしろいし、それだけでまず自己満足がすごい


機材を買ってきて、なんでもいいから曲をかけてみよう。
ピッチ(曲のスピード)を替えられるだけでも果てしなく面白い。
持ってるCDやレコードやMP3がいままでとまったく別の価値を持ち始める。

僕は最初CDJ-400を一台だけ買ってきたんだよね。金がなかったからミキサーもなし。
それでもボタン押したら音が変わったり、つまみを動かすとスピードが変わったりする。
その時点で家にあるCDライブラリがぜんぜん違う輝きを持つのよ。
「ああ、これが2台あったらそらおもろいわ」って、すぐにお金を用意してもう一台買ってきた。

ミキサーはしょぼいお古のやつを会社の人に貰って、配線して日がな一日CDつなげて遊んでた。
人に聴かせるようなもんじゃないし、そのときはUstとかもまだまだマイナーだったし、
とにかく延々ひとりでずーっと遊んでた。
そのうちに「ちゃんと聴かせたい場合はどうすればいいんだ!」って考えるようになったのね。

DJがなにしてるか、なに考えてるかは横で見ててもぶっちゃけわかんない


だいたいクラブでDJの横に張り付いてたって、
自分で機材持ってなかったらなにをしているのかなんて分からないよ。
僕もいまだにTRAKTOR(PCDJのソフト)使いのヤツを横で見てて何してるかわかんないし、
オルガンバーやOTOでDJを凝視していてもアナログのタンテを触れる気はしない。
どうやってるのか分からない。マジで。

つーわけで、ちょっとでもDJingに興味があるんだったら、
(それが「なんかかっけーなー」とか「なんとなくやってみたいなー」っていう動機だったとしても)
ウジウジしてないでまずは機材を手に入れるってのは間違ってないと思うんだよね。
そこでようやく「あーこのボタンがあるからああいうことができるのか!」とか
「これができないんだけどどうすればいいんだ!」とかが分かるようになってくる。。

そしたらバカでも勉強する気になるでしょ(ホンモノのバカはそれで投げちゃう人ね)。
それがクラブに行く動機になったり教則DVD見ることになるかもしれない。

DJなんてだれでもできる!


とりあえずDJって「できる/できない」で言ったら実は誰でもできる遊びなんだから
(楽器をひとつ弾けるようになるよりよっぽど障壁低いよ。まず「曲と曲をつなぐだけ」なら。)
そこから人を感動させられるようになるようになるには
練習したり現場行ったり音源掘ったりするのみ。逆に言えば、DJってそれが難しいんですよ。きっと。

たとえばさ、写真撮りたいって言ってるヤツに向かって
「写真撮ってる人の横で何をしてるのか見ろ、写真集を見て何を撮りたいか考えろ」とか酷じゃん。
「まずはいいカメラ買えよ」って言うね、俺だったら。
DJしたけりゃ機材買えってのも同じことだと思う。
カメラがなけりゃ写真はとれないし、機材がなければDJできない。
最初は高い一眼レフ買ってもウンコみたいな写真を量産するのは明らかだし、
撮りまくって自分なりに研究して、そのうち自分のスタイルがみつかって、写真がうまくなる。
ならないヤツもいるけどね(笑)。

てなわけで、僕は
「機材買う金があって興味があるなら清水の舞台から飛び降りてから考えればいいよ派」として
意見を述べてみました。

DJは金がかかるということは覚えといた方がいい


DJってアナログとかCDとかPCとかいろんな機材あるけど、
しかも値段見るとけっこう違いがあるんだけど、
ちゃんと外音出してモニタリングしてミキシング出来るようにそろえると
ちゃーんとお金がかかるようにできてるんで
そこんとこ注意っていうね。アレね。
それからDJ始めると無限に音源買うようになって死ぬよっていうね。アレ。

で、何を買えばいいの?


もしいまあなたがまっさらな状態でDJを始めたいとしましょう。
僕は「何もなくて始めたい人はPCDJでいいんじゃねーのと思っている派」です。
PCDJは比較的スペースを食わないし、今から始めようって人は
音楽をデータで管理してる人間のほうが圧倒的に多いでしょ。
CDとかレコードが家に大量にある人って、それたぶん既にDJだよね(笑)。

PCDJはインターフェイスとかソフトによってあまりにいろいろ違いすぎるのと
意外と現場に機材持っていくとかさばるし重たい。

アナログいきなり買うのはそれこそ無限に金がかかる。
だって音源全部買わなきゃいけないし家埋まるし大変だよ!?
そもそも「まっさらでこれからDJしたいかも!」とか「なんかやりたいかも!」って思ってる人に
望んでるプレイスタイルもくそもないし
自分なりのスタイル発見したら後で気付いてアナログタンテ買うから大丈夫だよ。

で、CDJは現場行く時にCDだけ持っていけばいいし軽いし小さいしラクっていうYamajetの意見は至極もっとも。
自分も結局曲の管理とか面倒だなぁと思いつつCDJ使ってるし。

とりあえずPIONEER CDJ-350 + M.2 SETとか買っておけば(だいたい120000円)
どこのクラブ行ってもCDだけでなんとかなる(クラブにはCDJ-800系列が置いてあることが多い)。
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イシバシ楽器のHPとか見て「これどうよ」ってtwitterで聞いてみたりするのもいいね。
なんにせよ「やってみりゃ楽しいのはあたりまえなんだから、そこから始めてみようぜ」ってハナシでした。
ざっくりした感じでごめん。

(このエントリは自分がtwitterに吐いたpost群を再編成したものです。)



Commented by まさ at 2017-11-03 11:17 x
こんにちはー。
買ってみてからっていう話しなんかわかります。
最近レコードのdjセット買いました。
まだ届いてないのですが、おもしろそうだなって思いました。
だけど、スマホのアプリのやつじゃ面白くなかった。
by kala-pattar | 2010-10-17 00:06 | Music | Comments(1)
“LWGY”