【Ingress】Darsana Tokyoに野良参戦したとあるA9の戦闘記録【楽しすぎた】

楽しかった。ほんとうに楽しかった。
興奮しすぎでシナプスが発火しっぱなしなので、ざっくり備忘として書いておく。完全にポエムですまん。
(※Ingressプレイヤーじゃない人にはほぼ暗号みたいな文になると思う)

今回のDarsanaについてはIngressプレイヤー特有のもっさりとした盛り上がり(わかるかなぁ……)に付いていけそうもなくて、
参戦するかどうか、本当に家を出る直前まで迷っていた。
コミュニティに入ることもできたし、GLが引っ張る小隊単位の戦闘にも参加できたはずだけど、
なんとなくそういう気分になれず、結局当日昼が来てしまった。

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ゾーンA、クラスタ1。
新橋駅、13時40分。
SL広場は見渡すかぎりのエージェント。
スマホからモバイルチャージャーに繋がるケーブルを垂らし、青か緑の目印を装着した人が黙々とスキャナーをいじっている。
タバコを吸いながら戦況を見ると、数秒おきに色がめまぐるしく変わるポータル群。

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最初の計時は1400から10分間。
自分と同じくRESエージェントの@hageと@masuminが合流し、計時前から3人でひたすらFire & Deployを続ける。
事前の噂通りR8が5秒ともたず吹き飛ぶ恐ろしい爆撃がENLエージェントによって繰り広げられ、スキャナの応答はもたつく。
異様な雰囲気となった新橋駅前。

計時開始からまもなく、画面が緑色の靄で染まった。

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ENLによる周辺地域を覆うCFの形成は一瞬信じられなかった。@hageのiPadでIntel Mapを開くと同じ症状。
「ん、Intelもバグってんのかな?」と表示を変えてみると、本州、四国、九州が緑色の三角形で囲われているのだった。
襟裳岬、中国の青島、グアムを結ぶ巨大な、あまりにも巨大なCF。

襟裳岬〜青島間のリンクは狙いすましたように津軽海峡を抜け、朝鮮半島の38度線以北を渡って山東半島へ伸びていた。

どよめくSL広場で、RESエージェントは絶望していた。
これによってDarsanaの戦場はHack、Deploy、Fire以外のことが事実上不可能となった。
とにかく手近なマーカー付きポータルを必死で援護するが、とにかく物資の消費量が半端ではない。
たまたま通りがかった友人の@229931と挨拶したり、
見知らぬお姉さん(多分スタッフ)からレゾネータ獲得キーが書かれたNiantic謹製のカードを貰ったり。

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10分間の戦闘を終えて謎の徒労感とともにゾーンA、クラスタ2へと移動。

芝公園に集まるスマホ軍団。どう見てもRESエージェントが多い。
が、いざ1500からの計時が始まるとひたすらENLが強い。X8を撃っても撃っても間隙を縫ってレゾを刺される。
スキャナの更新で一瞬だけ、本当に一瞬だけ青に染まったポータルも追加でDeployしようとすれば
「Enemy Portal」の表示が出て血管が切れそうになる。

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クラスタ2の戦闘を終えて@hageと@masuminとは別れ、野良エージェントとして移動を開始。

神谷町までUPVを稼ぎながら歩き、ゾロゾロと移動する百人単位のエージェント達を見てニヤニヤする。
日比谷線で広尾駅まで移動し、地上に出てみれば、そこにも数百人単位のエージェントが。
ゾーンB、クラスタ3にあたる広尾商店街の歩道にズラリと並ぶスマホ軍団。最高かよ。

戦闘方法が理解できてきたので、1600の計時寸前までインベントリを補給しつつ軽くXmpを撃って
敵のDeployのペースがどのポータルでどれくらいなのかを探る。
薄めのポータルを見つけたらそこに張り付いて、Deploy画面を開きっぱなしにしておく。
スキャナ更新のタイミングで自軍ポータルに"見える"間隙がほんの一瞬だけ存在するので、
すかさずR8から連打で刺していく。焼かれても、焼かれても、刺す。
壮絶なわんこ合戦。

カフェバーからは「こいつらは何をしているんだ」という顔のマダムやお兄さんがゾロゾロと見物にやってくる。
そらそうだ。商店街の歩道にズラリとならんだもっさい人々が一斉にスマホ見ながら画面を連打しているのである。
異様だ。異様だけど、俺達は戦ってるんだ。世界は青と緑に染まっているんだ。

写真を撮られたり話しかけられたりしながら延々とレゾネーターを刺しつづけ、
隣のお兄ちゃんと談笑したりして、ひたすら楽しい。
フルデプロイされているように見えるが、ときおり連打している画面にファーストデプロイの証である「625AP」が閃く。
この数字はつまり、「俺が刺さなければ、俺らが刺されていた」ということを意味している。
戦う意味がある。俺がここにいなければいけない理由がある、という謎の満足感。
とにかくコンマ数秒単位でレゾが焼かれて画面の更新も追いつかないのだ。サーバがよく耐えていると感心する。

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広尾での戦闘を終え、こんどは最終ステージ。
どこに行くか一瞬迷うが、明治通りはUPVが稼げそうだったので恵比寿駅北までを往復してポータル分布を偵察。
あたりは暗くなってきて、手がかじかむ。
アフターパーティー狙いのエージェントはゾーンCに移動していると見えて、明らかにスマホ軍団の数が減ってきていた。

ローソンの前でタバコを吸いながら、カップルのエージェントと談笑する。
Ingressあるあるみたいなネタでも、楽しい。俺達は仲間だ、同じ敵と戦う兵士だ。

1700。ゾーンB、クラスタ4。
ローソンの前、視界には数人のエージェント。
しかし画面の中では「いったいどうすればこんなに攻撃できるんだ」というくらいの爆風が吹き荒れる。
Deployの手を緩めず、フルデプになった瞬間を見計らってスロットにVRPSを突っ込む。
どんだけ突っ込んでもスロットに表示された瞬間消し飛ぶVRPS。どういうことなの。

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R8〜R6をひたすら刺し続けて10分が経過。
ノーサイド。みんなの顔に安堵の表情が広がり、誰彼ともなく「おつかれ!」という声が飛び交う恵比寿の路上。
そしてその瞬間、スキャナを覆っていた緑の霧が晴れた。
RESエージェントの@amacatさん(知らないけど)が120kmの距離を走破し、襟裳岬のポータルを奪還したのであった。
快哉を叫ぶエージェントたち。
何たるドラマ、何たる幕切れ!

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ぞろぞろとアフターパーティーに向かう人の群れをかき分けて、結局帰宅してきたけど、
死ぬほど楽しかった。それ以外に何も言えない。

当然ながらガチ勢の協同作戦やデッドポイントの探索などより深いゲーム性は存在したけれども
野良でぶっ放してるだけでもここまで興奮できるんだな、と。
知らない奴が敵かもしれない、味方かもしれない。
でも言葉が通じるから、同じゲームのプレイヤーだから、話ができる。なんて素晴らしいのだ、と。

道端で一心不乱にスマホ叩いてる人々は非エージェントからすれば変態以外の何物でもないし、ちょっと怖かったと思う。
しかしこのゲームはやっぱり街を戦場に変え、新たな発見をもたらし、人と人とのコミュニケーションを教えてくれる。
マジでやっててよかった、Ingress。

The world around you is not what it seems.

まさにそのとおり。俺達にだけ見える、熱い一日が、熱い東京が、確かにあった。

追記1/
本日最高だったのは「Ingressガチ勢、5000人集まってもゴミ落ちてなくて素敵!」みたいな雰囲気を全体的に醸し出しつつ
電脳空間の路上に大量の鍵やら爆弾やらが足の踏み場もないくらい散らかっていたことで、
ある種の「暴動」がリアル人間の群衆と画面の向こう側でつながっていたところ。
今日のは戦争ゲームをしながら行軍する、あまりにもクリーンなライオットだった。
そこに勝手に意味を見出して、一人でめっちゃ感動してたもん。
実際に人間が集まって電脳世界にゴミをぶちまけながら見えない殺し合いをしてるのが
本当に最高にクールすぎてそこにしびれまくったね。

追記2/
日本の本州以南ほぼ全域を覆った緑ギガCFへの(RESではなくENLエージェントによる)批判が出てるけど、
全然俺らは「東京でイベントに参加している人たちの楽しみを奪われた!」とか思ってないから。
むしろ、沈没のおかげで最高の物量戦、ガチの殴り合いをこれ以上ないクオリティでやって、RESはぎりぎり負けた、と認識してる。
そしてそのギガCFを構想した人、支えた人、防ごうとした人がいたんだよ。
一人でちまちま近所のポータルめぐって戦ってるのだけがIngressじゃない。
地球の各所で、国境も人種も言語も関係なく、同じゲームのために飛び回ったり歩いたり走ったり作戦練ったりしてる人がいるんだ。
そういう社会実験がIngressなんだ。行動せよ(It's Time To Moveって書いてあるしな)。国家や人種や言語を超えて、っていう。
そして今日のギガCFはそれを体現して今日のイベントに参加した人全員が痛いほど思い知った。
「世界は目に見える姿で存在しているのではなく、それに気づくことができるのは俺達だけなんだ!」と。
どこまでもひとりよがりだけどどこまでも美しいメッセージみたいなもんを受け取りましたよ。少なくとも俺は。

by kala-pattar | 2014-12-13 19:35 | GAME | Comments(0)
“LWGY”