バンダイのミレニアム・ファルコン、作ったほうがいいですよ

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▲まずミレニアム・ファルコン (フォースの覚醒) 1/144スケール プラモデルを買ってきましょう


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▲そうすっとこれが4時間くらいで完成します。


とにかくなにがすごいってめちゃくちゃ多層構造になったディテールが全身に施されたメカなのに
それがものすごく少ないパーツ数で再現されていることであります。



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▲デザインナイフの刃先とこのディテールを比べてみてください。


たとえばこの「穴のなかに配管やらなんやらが立体的に這いまわっている様子」をですね
「ゴチャメカ2パーツ、外側1パーツ」で再現しちゃってるんですよ。
金型って基本的に上下で分割するもんですから、パイプがクロスしたところなんかは1パーツで再現できない。
パッと見で「こまかい配管をしこたま自分で貼らなきゃいけないんだろうな〜」というディテールも
たった2パーツ、上下にパーツをぱちんとハメるだけで完成してしまうんです。
よくよく見ると、「え、そこで分割すんの!?」みたいな感じになっている。
脳内にある「プラモデルの常識」を軽々と飛び越える設計。
ありていに言って、「目の前で起きていることを脳が理解できない」のです。すごいよこの体験。

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▲シールとかデカールとか入ってますけど、なんとなく興が乗ったので赤とかグレーとか筆でペロペロ塗ります。30分くらい。


恐ろしいのはめちゃくちゃ細い配管とかもぜんぜん指で組める。ピンセットいらない。
パーツが折れたり、はめ合わせがスカスカだったりギチギチだったりということもない。
とにかく、誰でも絶対に組み立てられる。

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▲バチバチ組んで大体1時間。ゲート跡とか処理しない。とにかく無心でランナーから切り離して、組む。


「SWのリアリティ」っていうのは「メカが汚い」というところにあって、ピカピカツルツルじゃないところなんですよね。
(実在するという意味での"リアルさ"じゃないよ、実在しそうだなと思わせる"リアリティ"だよ。そこ混同しないように。)
だからバーっと汚せるのがいいところ。汚しはプラモの七難隠す。

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▲GSIクレオスのウェザリングカラーを適当に垂らしまくる。友人に牡蠣の殻かとツッコまれた。


適当に拭き取れるタイプの塗料をドバドバと塗ってから、専用の溶剤を含ませた大筆で洗う。
ウォッシングとかフィルタリングとかスミ入れとか使い分けない。もう、ジャーっと洗う。

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▲全部洗い落とすのではなく、綿棒とかキムワイプとか筆とかで適当に残しながら拭き取る。


SW模型ってのはだいたいこの汚し作業がカタルシスみたいなもんで、超楽しい。
まるでSWの撮影スタッフになったような気分が味わえる。

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▲ここまでだいたい4時間。土曜午後の遊びとして最高。


ということで楽しいし驚くし、多分現時点で「世界最高に人智を超えたプラモデル」です。
全プラモ人と全SWファンが組んでみて感想を言ってあげるべきだな〜と思いました。買おうね。




Commented at 2016-02-14 10:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by kala-pattar | 2015-11-29 14:54 | プラモデル | Comments(1)