【東京国立博物館】大琳派展【1回目】

ビールBlogみたいになっちゃってるので
書かなきゃ。
ていうか変な時間に寝てしまったのでいま起きた(汗

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会社休んで昼からほろ酔い、雨の上野へ。
ひさびさのトウハクです。
尾形光琳生誕350周年記念 「大琳派展-継承と変奏-」

第1章 本阿弥光悦・俵屋宗逹
第2章 尾形光琳・尾形乾山
第3章 光琳意匠と光琳顕彰
第4章 酒井抱一・鈴木其一

という4パート構成になっているのですが
今回は展示するものの物量が半端じゃないので
会期は6期に分割され、バリバリ展示替えされる内容。
これでは1回見に行くだけじゃしょうがないんですね。
すでに本日は3期目。……光琳の燕子花、見たかった……。

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とりあえず一個一個書いていくことは不可能なので、概観だけ。

光悦、宗達は渋すぎる。
間違いなくファンクなんだけど、渋すぎ。

渋ファンク。YMO。

あれが分かるようになるには
もうちょっと歳とらないとだめかも。
カッコいいのは十分に伝わってくるけれども。
あ、茶碗は立体物だから分かりやすくていいね。
あとアレだ、養源院の板戸が来ていたのにビックリ。
あの象を東京で見られるとは……。最高です。
裏をじっくり見られるとかね。いいよね。
養源院は一人でフリーダムな見方をしていると
お寺の人に怒られるので(説明ツアーにくっついていくのがマストなのよ)
2度見、3度見できるのはホントに良かった。

で、光琳と乾山なんですが……
乾山はマジメな人だったんだろうなぁ。
光琳はファンクですね。
やっぱり何度見ても(前に見たのいつだっけ)
八橋蒔絵螺鈿硯箱は分かりやすいなんてもんじゃなく、
とにかくよく出来ている。スゴすぎる。
同行者から
「これなんなの? 硯箱とか使うの?」みたいなことを聞かれたので
「硯箱だって考えるからイミフなのであって、
現代人に置き換えたらノートパソコンっていうか
すげーデザイナーが作ったMacBookProみたいなもんだな」って言ったら
だいたい伝わってました。

伝尾形光琳筆ということになってますが、
紅白梅図屏風は欲しいね。アレ。
ドカンと広がる背景の下の方が金色のピクセルになってて
その処理が右隻にちょびっとはみ出してたり。たまらん。

そして酒井抱一、好きだ。
まろやか、かつ、繊細。そして夢のような色彩。
正直言ってテクノポップなのです。ヤスタカ。
深みとかじゃなくて、分かりやすすぎる気持ち良さを
素直に受容しながら安心して見られるのが素敵なんです。

つまり、「絵画かくあるべし」のくびきから逃れ、
乱暴にいえば「デザイニングで人はカンドーするのだ!」と気づいた
光悦というオリジネーターに続いた光琳がいて
光琳はもうテクノなんですよ。

鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴、鶴。
千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥、千鳥。
燕子花、燕子花、燕子花、燕子花、燕子花、燕子花、燕子花。
金色、銀色、金色、銀色、金色、銀色、金色、銀色、金色、銀色。

ほら、テクノじゃん。

さらに100年くらいして
うわテクノやばい。みんな気づいてるのに気づいてない。消費されちゃってる。
って思った酒井抱一がベスト盤作ってリミックス出して
自分のオリジナルな境地を見いだしていくあの流れ……。
トウハクの収蔵なのでわりかし見るチャンスの多い
四季花鳥図巻ですが、やっぱり死ぬほど分かりやすくて
奇麗で、うまくて、たおやかで、美しいのです。ラヴ。
俺はやっぱり抱一が大好きです。下品だけど。

あ、終盤の酒井抱一フィーチャリングハラヨウユウサイ(原羊遊斎ね)という
死ぬ程スゴいコンビが手がけた螺鈿細工とか
死ぬかと思った。ミーハーでごめん。あれ一個下さい。

そうそう、其一のももうちょっとイカすやつ持ってきてほしかったな。
オレンジ色に光る岩にさ、ダーッとエメラルドグリーンの顔料が
超マットな質感でたらし込まれてる奴とか、
目もくらむようなコバルトブルーに
キチガイみたいな繊細さで描かれた金泥の波紋とかさ、
そういうのを延々見たいので
展示替えしたらもっかい行こうと思います。

いや、とにもかくにもオススメ展覧会です。
未見の方、是非。
Commented by ぴろたん at 2008-10-24 08:25 x
やばい、近すぎて行ってなかった。行かなきゃ!
ほんとだテクノだw YMOw
Commented by kala-pattar at 2008-11-01 02:04
>ぴろたそ
いっとけいっとけ
by kala-pattar | 2008-10-24 04:35 | 美術館・博物館 | Comments(2)