穂高連峰同伴出勤の旅 その5
2009年 09月 22日
翌朝、同室のオッサンの声で目が覚める。
「星がすげーぞ」とのこと。
カメラを持って外に出ると、これまた満天の星空。
晴れ男バンザイである。

いやはや美しい。
そのまま夜が明けるまで呆然とタバコ吸ったり。



調子に乗ってウイスキーの紅茶割りだか
紅茶のウイスキー割りだかわからないものを作り
ガブガブ飲んで酩酊する。

朝食をいただいて、7時に出発。
社長令嬢はここでお別れなので単独行となる。
早い時間に出ると岩が凍ってる、と聞いてはいたものの
7時という遅立ちでも日陰はシャリンシャリンに凍っている。
酔いと酸欠と冷たい空気で吐きそうになるのをこらえつつ、
エッチラオッチラと奥穂高岳山頂に立つ。
寒い。


どうにもこうにも新調した靴が足になじまず、
右の土踏まずがめちゃくちゃ痛い。
ロキソニンを飲んでごまかすが、腫れている。
こうなるともはや晴れ男じゃなくて腫れ男である。
ヘコへコした動きで吊尾根を行く。
岩の稜線ほど楽しいところはない。最高の眺望。

そして天候の回復を待っていた岐阜県警や
山小屋の荷揚げが活気を帯びる。
アルエットのラマとか、ベル412といったヘリが乱舞する。
穂高連峰一帯が一気に「プロの仕事場」と化す。
見ていて最高に楽しい。

紀美子平に到着したら荷物を置いて、
四つん這いでダッシュ。前穂高岳へ直登する。
15分で山頂。一気にガスにまかれ、なにも見えない。

ここからは下るばかり。
重太郎新道をひたすら無言で降りる。
じつは下りが激しく苦手なため、登りよりペースが落ちる。
途中で足がカクカクになりつつ、鎖と梯子がかけられたとんでもない道を
ただただ下り続ける。
こんなところに道ができると思った重太郎(社長令嬢のじいさんにあたる)は
どう考えても超人である。
で、紀美子平からおよそ4時間後、上高地に到達。

這々の体ながら、よくもまあ3年ぶりの山登りを完遂したとか
そんなことを考えながらスーパーあずさで帰京したのでした。

いやはや、ちょっとトレーニングとかしないとね。
あとは、秋のトレッキングもしておこう。山、やっぱり楽しいわ!!
おわり
「星がすげーぞ」とのこと。
カメラを持って外に出ると、これまた満天の星空。
晴れ男バンザイである。

いやはや美しい。
そのまま夜が明けるまで呆然とタバコ吸ったり。



調子に乗ってウイスキーの紅茶割りだか
紅茶のウイスキー割りだかわからないものを作り
ガブガブ飲んで酩酊する。

朝食をいただいて、7時に出発。
社長令嬢はここでお別れなので単独行となる。
早い時間に出ると岩が凍ってる、と聞いてはいたものの
7時という遅立ちでも日陰はシャリンシャリンに凍っている。
酔いと酸欠と冷たい空気で吐きそうになるのをこらえつつ、
エッチラオッチラと奥穂高岳山頂に立つ。
寒い。


どうにもこうにも新調した靴が足になじまず、
右の土踏まずがめちゃくちゃ痛い。
ロキソニンを飲んでごまかすが、腫れている。
こうなるともはや晴れ男じゃなくて腫れ男である。
ヘコへコした動きで吊尾根を行く。
岩の稜線ほど楽しいところはない。最高の眺望。

そして天候の回復を待っていた岐阜県警や
山小屋の荷揚げが活気を帯びる。
アルエットのラマとか、ベル412といったヘリが乱舞する。
穂高連峰一帯が一気に「プロの仕事場」と化す。
見ていて最高に楽しい。

紀美子平に到着したら荷物を置いて、
四つん這いでダッシュ。前穂高岳へ直登する。
15分で山頂。一気にガスにまかれ、なにも見えない。

ここからは下るばかり。
重太郎新道をひたすら無言で降りる。
じつは下りが激しく苦手なため、登りよりペースが落ちる。
途中で足がカクカクになりつつ、鎖と梯子がかけられたとんでもない道を
ただただ下り続ける。
こんなところに道ができると思った重太郎(社長令嬢のじいさんにあたる)は
どう考えても超人である。
で、紀美子平からおよそ4時間後、上高地に到達。

這々の体ながら、よくもまあ3年ぶりの山登りを完遂したとか
そんなことを考えながらスーパーあずさで帰京したのでした。

いやはや、ちょっとトレーニングとかしないとね。
あとは、秋のトレッキングもしておこう。山、やっぱり楽しいわ!!
おわり
by kala-pattar
| 2009-09-22 00:02
| Mountain