ヱヴァQは2度見してナンボ(もちろんネタバレ)

初日の深夜、初見は二郎食いに行く時みたいな感じで
「絶対胃もたれするしあとで頭痛するし、でもあの味あの味。俺は負けないぞ!」的覚悟で行ったのですが
案の定「なんだよこれ!豚多いしなんでヤサイとかコールしちゃったの俺!きつい!でもうめえ!」と。
んで、映画館出てきて「二度と食うか!なんだこのラーメン!知ってたけど、馬鹿じゃねえの!」と。

んで、昨晩。
いろいろと記憶のすり合わせをやったりまとめサイト読んだりして
「ええーそんなシーンあった!?」とか、「そういえばあのシーンのアレ、どうなってたっけ」なんてのが多すぎて
あの二郎を突然食いたくなるアレ。

見てきました。2度目。

そしたらもう、セリフも明瞭に聞こえるし、話のスジもちゃんと追える!
(一度目で聞き取ったり追ったりするオタク的足腰が弱すぎて泣ける)
みんなして「なんだっけ」「どうだっけ」とか喋ってるのも楽しいが、今のうちに2周目行っとけ!
初見が周りで口開けてエクトプラズム出してるの見るの、楽しいぞ!

つうことで考察とかループとか全部オレはどうでもいいと思ってる学派なので、純粋な感想。
もちろんクソディテールよりの話だけど。

・US作戦の打ち上げシークエンス


ここはまあ、オネアミス的なアレですし、打ち上げがやりたい!やらせて!という汁がジョボジョボ出てて
個人的にはなんというか赤面してしまいました。ジェットソン!
タンクとかトラスとかは東側系のデザインで、ノズルは完全にサターンで使われたF-1エンジンのディテールで笑ったり。
その直後に「合流コードはサターンV!」とか言われてやっぱり赤面したり。
ただブースター吹かしっぱなしじゃなくて、
ちゃんと加速減速に必要な点火時間みたいなのを演出してるのはちょっと画期的?
あとあれな、天の川バックに輝点がビャーって落ちてきて、カヲルが「オカエリナサト」って言ってるところはアレな。

・AAA Wunder


もう今回はこれ以外メカ的な見所がないから当然ここに注視しちゃうわけですけども。
艦橋がエヴァの顔で、エンジンが初号機で、艦橋内部のシートがまるごと巨大なエントリープラグに入って、
内部はLCLガスで満たされているというアナウンスあり。構造的にはでっかいエヴァを建造したようなもんなんだろな。
LCLガスってのはいままでなかった概念だけど、カヲルがブシャーってなったりシンジの鼻水がプラグ内でも垂れてたので
14年の間にLCLいちいち飲まなくてもよくね?っていう技術が開発されたんだろな。
液体だと肉体溶けちゃうパターンもあるし。

初号機が主機でなんかカプセルに入っちゃってるのはバスターマシンだし、BGMはノーチラスだし。
「ガイナックス」っていう艦名でいいよアレ。

んで、ヴンダーの形状はもうホワイトベースだし両舷にヤマトくっついてるしフライホイールてんこ盛りだし
ジャキーンぐるぐるジャキーンぐるぐる(そこは逆回転+プラズマ放電だよそうだよそれでこそアンノだよ!)。
機関長っぽいおっさんはジェット・ブラックで大塚明夫で、ミサトは沖田っつうよりキャプテン・ハーロックだよあれ。
主機点火シークエンスもさ、ヤマトの発進を俺ならこうする!っていう。2199じゃ駄目だ!俺はこうする!っていう。
ダメかどうかは知りませんけども(放り投げた)。

あーヴンダー欲しい。欲しいよ。とんでもなく巨大な船だけど、1/2200とかの中途半端なスケールで欲しい。

・エヴァ各号機


「うおーリボルテックのシールド背負った改弐号機買っちゃう!?」とか最初思ったけども、
あれはあくまで『破』のラストで流れた予告に登場した嘘っぱちバージョンということに気づくアレ。
『Q』の02'は終始左腕は義手だったし、もうなんつーか全体的におもちゃ屋泣かせ過ぎるよこの映画。
Mark06とか何アレ。プラモ出した意味!大きさ!全然初号機の5倍くらいあるじゃん。槍刺さってんじゃん。
8号機はそそらないけど、もしプラモが発売されたら2号機の外装と左右でくっつくと面白いですね
(あの予告絶対何もかもが嘘だろ何をどう考えても)。
13号機?なんだっけそれ(「第九かかったよね?」ってのを俺の周囲が全員覚えてなくて、俺も2度目でようやく聴こえたクチ)。

関係無いですが、一番エヴァがかっこ良く描かれていたのは最後にヴンダーが片翼を地面にこすりつけながら飛んでて
そこに02'γが走って取り付くじゃん。で、ものすごい傾斜した翼に立った瞬間Mark9から弾飛んできて
右半身がぶわぁって風に持っていかれそうになるあの瞬間。あそこだけでメシ9杯食える。

・キャラ


マリが記号キャラとかモブとかキャラ立ちしてないとか言ってる人、たぶん『シン』で血反吐(要出典)。
「ゲンドウはキールの老眼鏡借りて死海文書とか読んでる」という脳内設定にすると笑う。
さらにあの姿を見たシンジが「父さん!待ってよ!まだ聞きたいこととか!話したいこととか!いっぱいあるんだよ!」って。
そら14年ぶりにあった親父がサイクロプスになってたら取り乱すよな。
あとカヲルがやる夫みたいになって「うわーアレ違う槍だわ……うわー」ってなってるシーンは何度見ても笑う。
「そんな顔しないで」じゃねえよ。するよ。鼻も垂れるよ。

・ピアノ連弾


カヲルとの連弾がキーになるのは予告が徐々にアップデートされるにつれみんな確信に変わっていったと思うんだけど
あのCGと音楽とセリフの調和っぷりは正直『Q』のコアだし、
あのシーンが来て「うわー、俺いまエヴァ見てる!エヴァだ!これがエヴァだ!」ってなる程度に単純です。

・『シン』はどうなるのか


もうループだとか時系列的にどう整列するのかとか、そういうことを言えば言うほどドツボです。
庵野秀明には全部ぶん投げる権利があるんです。それも忘れたのかよボケナス、というのが『Q』だったのです。
14年経ってもまだガキかよアホか、ってアスカが……。

たとえばほら、いきなり『シン』冒頭で「コスモクリーナー取りにイスカンダルまで行って赤い地球に青い海を取り戻すため、
ヴンダーが空を切り裂いて帰ってきた!シンジは10万8歳!ウラシマ効果とはなんだったのか!ババア最高!」
みたいなオープニングでも誰も何も言えないし、それはそれでエヴァだよすごくエヴァ。

ということで、僕が適当に書いたtweetがちょっとバズってるのを引用して締めます。
「次回作が庵野秀明とモヨちゃんの間に生まれたお子様が
バブーとか言ってハイハイしてるだけの映像100分詰め合わせとかでも
全然納得できるからエヴァンゲリオンは油断ならねえな」
とのことです(誰が?)。



天地真理 ベスト・オブ・ベスト DQCL-1133


追記/なんかNERVのロゴがもう形象崩壊してたけど、あれ冬月先生がカッティングシート切って
「うむ、いいな」「ああ」とか言ってるところ想像してまたひとりでウケてる。
そんでもってNERVでめっちゃくちゃエヴァの腕量産してるシーンあったけど何。工場?
Commented by 千号機 at 2012-12-09 13:28 x
エヴァの腕とかを量産してるシーンは多分次回予告の映像でエヴァ8+2号機にボコボコにされてるあいつらだと僕は予想しています。
Commented by 最終号機 at 2013-03-05 16:30 x
緑のマーク6ガ、キショイ
Commented by 最終号機 at 2013-03-05 16:31 x
ウラシマwwwwww
by kala-pattar | 2012-11-20 13:57 | Movie&Books | Comments(3)