Canon PowerShot Nがすげぇ/デジタルカメラは「カメラの形」から脱皮できる

あまりに感激したので脊髄反射ポスト。
黙ってこれを見ろ!



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CES 2013で発表されたCanon PowerShot N。
シャッターはレンズの周りのリングをぐっとレンズ中心方向に押しこむ仕様のようだ。
背面のバリアン液晶はウエストレベルでもハイアングルでも使えて、像の上下はGセンサーが決める。
つまりどういうことかというと、「カメラのデザインから上下左右がなくなった」ということ。
これ、めちゃくちゃ画期的というか、
しょせんフイルムカメラ時代に物理的な制約で決まっていたあの「カメラらしい形状」から
本気で脱却できる、電子機器としてのカメラをしっかりリデザインしたことに心の底から喝采。

TechCrunchによれば、
Nは驚くほど小さい筐体にWi-Fi、フリップアップ・モニタ、8倍光学ズームが詰め込まれている。
コンパクト・カメラの入門機に新しい分野を開くものといえるだろう。
大型センサーを備えた高級機は別として入門機にこれほどの機能が盛り込まれているのは最近珍しい。
2.8インチのタッチスクリーン・モニタと35mm換算で28-464mmの光学ズームレンズを備える。
Powershot Nのメーカー希望価格は299.99ドルで2013年4月に発売予定だ。
ボディー・カラーは白と黒となっている。


ということで、このスペックだと画像についてはあまり期待できないけれど
CASIOのEX-TR100のようにコケないだけの広告戦略がキヤノンにはあるだろうし、
ホントに応援したいカメラだわ……。

あとは、こういうアイディアが「キワモノ」とされないよう偏屈カメ爺が黙ってくれれば問題なし。
カメラのデザインは、絶対に変われるはずだから。

追記/センサーと背面液晶スクエアで、ヨコイチ/タテイチが
   セレクタブルだったら本当に革命的だったなぁ……という。
by kala-pattar | 2013-01-08 16:50 | カメラ