死ぬほど悩んでレンズ買った話
2013年 11月 02日
もう超悩んだ。悩みすぎて考えすぎて久々に長いこと真剣に考えまくった。
結果として、AF-S Micro NIKKOR 60mm 1:2.8G ED
を買った。
以下、単なる思考の軌跡のまとめとお買物報告。
D600を買ってからこっち、24-85mmのVRと120-400mmの2本を使っているんだけど
どうしてもつまらない。
シャキッと切れる描写が得られるわけじゃなし、フワトロにボケるフルサイズセンサーならではの画が得られるわけじゃなし。
あと24-85はRAWで撮ると歪曲がひどすぎて現像時に全カット歪曲補正をかけないといけない(ダルい)。
そもそもこのカメラ、仕事用に買ったわけじゃない。
とにかく自分の趣味で使いたいカメラなんだから、趣味で使えるレンズがほしい。
サッと構えて、バッと撮影出来て、自分の気持ちいい写真が撮れればそれでいい。
一眼レフ買う人の殆どは最初にキットズームかそれに相当する標準ズームに手を出すと思うんだけど
やっぱり単焦点が一本あるだけで、写真というのは一気に良くなる。
ズームできないという不自由さゆえに、撮る側に意思が生まれるし、ボケも綺麗だし絞ればピリッとした写真が撮れる。
「じゃあ手の届く範囲で何を買えばいいのか?」というのはけっこう難しい問題で、
だいたいのメーカーは50mmの1.8を爆安価格に設定してレンズ沼の第一歩としている。
どっこい50mmというのはじつはとても撮影が難しい焦点距離でもある。
画角が広いようで狭く、狭いようで広い。
だからこそ撮影者は被写体をどう切り取るのかを考えなければいけないし、身体性をもって写真と向き合わなければいけない。
簡単に言うと、訓練が必要だしとても疲れるレンズだと思う。
違う雰囲気を出すなら……と考えて、もう一つの候補としたのは85mmのF1.8。
5万円程度で手に入る大口径の単焦点としてはいい感じなんだけど、ひさびさにAiの85mmを引きずり出して使ってみたら
これがめちゃめちゃ遠く、狭い。ワーキングディスタンスが長いから手元の写真なんか絶対取れないし、
ちょっと散歩しながら風景を撮影しようにも、頭を使うこと必至。いや、狙って使えば最高のレンズなんだけど。
じゃあ35mmは? というと、これがイマイチ新しいレンズがなく、いきなり1.4とかの超高いレンズになってしまう。
なにより画角の広さが中途半端で、どうせなら24mmくらいの広さが欲しくなる。
ただ24mmというのもシーンが限られるし、パースがつきすぎて困るシチュエーションも多い。
ということで、最後に残されたのは60mmのマクロなのだった。
よく考えたらPENTAXで一番使っていたのは40mmのLimited(換算60mm)だったわけで、
これが一番身体に染み付いた焦点距離ってのも当たり前の話で……。
そうそう、実売6万円を切っているのにナノクリスタルコートってのも大きいよね。
マクロであるということは二の次で、結局画角が問題なんだ、と。
そして、手元が撮影できるというオプションも付く、というのがポイントかと。

ということで、しばらくはこれを常用する予定。
たぶん気持ちいい写真がたくさん撮れるんだと思います。
結果として、AF-S Micro NIKKOR 60mm 1:2.8G ED
以下、単なる思考の軌跡のまとめとお買物報告。
D600を買ってからこっち、24-85mmのVRと120-400mmの2本を使っているんだけど
どうしてもつまらない。
シャキッと切れる描写が得られるわけじゃなし、フワトロにボケるフルサイズセンサーならではの画が得られるわけじゃなし。
あと24-85はRAWで撮ると歪曲がひどすぎて現像時に全カット歪曲補正をかけないといけない(ダルい)。
そもそもこのカメラ、仕事用に買ったわけじゃない。
とにかく自分の趣味で使いたいカメラなんだから、趣味で使えるレンズがほしい。
サッと構えて、バッと撮影出来て、自分の気持ちいい写真が撮れればそれでいい。
ズームの次の、2本目という考え方
一眼レフ買う人の殆どは最初にキットズームかそれに相当する標準ズームに手を出すと思うんだけど
やっぱり単焦点が一本あるだけで、写真というのは一気に良くなる。
ズームできないという不自由さゆえに、撮る側に意思が生まれるし、ボケも綺麗だし絞ればピリッとした写真が撮れる。
「じゃあ手の届く範囲で何を買えばいいのか?」というのはけっこう難しい問題で、
だいたいのメーカーは50mmの1.8を爆安価格に設定してレンズ沼の第一歩としている。
どっこい50mmというのはじつはとても撮影が難しい焦点距離でもある。
画角が広いようで狭く、狭いようで広い。
だからこそ撮影者は被写体をどう切り取るのかを考えなければいけないし、身体性をもって写真と向き合わなければいけない。
簡単に言うと、訓練が必要だしとても疲れるレンズだと思う。
違う雰囲気を出すなら……と考えて、もう一つの候補としたのは85mmのF1.8。
5万円程度で手に入る大口径の単焦点としてはいい感じなんだけど、ひさびさにAiの85mmを引きずり出して使ってみたら
これがめちゃめちゃ遠く、狭い。ワーキングディスタンスが長いから手元の写真なんか絶対取れないし、
ちょっと散歩しながら風景を撮影しようにも、頭を使うこと必至。いや、狙って使えば最高のレンズなんだけど。
じゃあ35mmは? というと、これがイマイチ新しいレンズがなく、いきなり1.4とかの超高いレンズになってしまう。
なにより画角の広さが中途半端で、どうせなら24mmくらいの広さが欲しくなる。
ただ24mmというのもシーンが限られるし、パースがつきすぎて困るシチュエーションも多い。
グダグダいろいろ書いたけど……
ということで、最後に残されたのは60mmのマクロなのだった。
よく考えたらPENTAXで一番使っていたのは40mmのLimited(換算60mm)だったわけで、
これが一番身体に染み付いた焦点距離ってのも当たり前の話で……。
そうそう、実売6万円を切っているのにナノクリスタルコートってのも大きいよね。
マクロであるということは二の次で、結局画角が問題なんだ、と。
そして、手元が撮影できるというオプションも付く、というのがポイントかと。

ということで、しばらくはこれを常用する予定。
たぶん気持ちいい写真がたくさん撮れるんだと思います。
by kala-pattar
| 2013-11-02 20:03
| カメラ