旅行で撮りまくってきた写真、売ります。

・はじめに
去年の年末から今年の頭にかけて海外旅行に行ってきたのはこのブログでも書いていますが、
そこで撮り貯めた写真を厳選して編集したものを写真集として自費出版します。
行ってきたところはドバイ、ウユニ塩湖、サンティアゴ、ブエノスアイレス、イグアス、バラナシ、その他……。

写真集の体裁はB5判(横)、フルカラー64ページの上製本です。価格は3000円。
市販されている写真集と比べたら分厚くて豪華な体裁で、値段も張ります。
予約注文になるのでお届けは3月上旬を予定しております。
(詳しくは記事最後のリンクからどうぞ!)

・プロモーションビデオ

・なぜ、紙の、印刷物の、「写真集」なのか。
「あなたの写真は、タダじゃない」ということを伝えたいから。

みんながデジタルカメラで写真を撮るようになって、昔のようにフィルムを現像してプリントして、
「紙焼きで写真を見る」ということは本当にレアな体験になりました。
デジタルの写真はそのプロセスは全部すっとばして、他人に見せたいオンラインストレージやブログに写真をアップロードしたら終わり、
というのがあたりまえになりつつあります。
(もっと言うと、SDカードの中から一度も移動したことのない写真がいっぱいあるはずです。)
で、僕もまあそれでいいや、と思ってたんです。

でも、PCやスマホのモニターの向こうにあたりまえのように存在する写真は
音楽のように能動的にDLしてプレイヤーに入れて(何度も)聴くという体験とは違って、スクロールしたらどこかへ消えてしまいますし、
一枚一枚を注意深く見たり、それを自分のものにして何度も見返したりする性質のものではありません。

また、デジタル画像はデータゆえにモニターの上で自在に扱えるように思えますが、
写真を見るという体験だけを取り上げるなら、モニターの大きさや色の再現力に大きく左右されます。
つまり、「万人が同じ条件で写真を見るということ、ほんとうの意味で写真を見たという体験を共有すること」はじつはとても難しいことなのです。

何が写っているのか、何を撮ったのか、コンセプトは……というのが
写真で食っていく人のアイデンティティだったり、写真を撮るうえで重要なことなのかもしれません。
でも、それより前に「写真を大きくプリントして見る/見せる」ということの楽しさを知らない人がほとんどです。
僕はまず、その楽しさをみんなに伝えたいのです。

「写真はオンラインで、無料で(すなわち相手の環境に左右される不安定な状態で)見せることもできるし、
じつはプリントしてパッケージして、フィジカルな体験として楽しんでもらうということもできる」という選択肢を提示してみたい。

そしてその先に、普段デジカメを持ち歩いている人に「自分も写真をプリントしてみよう、それを他人に手に取ってもらおう!」
というモチベーションを持ってもらうための実験をしたいのです。

現在写真集というのは(本当にメガヒットでないかぎり)、「フォトグラファー」を名乗る人物のものでも印刷数が数百部といった規模のものが多く、
それを数年かけて売りさばくのがあたりまえになりつつあります。
でもそれって、本屋さんに流通させたりプロモーションを打ったり、いろんな人の手間賃がかかって、
その上でいろんな人が売れるか売れないかを判断するという「出版の常識」のせいでもあります。
(もちろんそれにはいろんなメリットがあるし、それがなければ出来ないことがあるのも僕は知っています。)

それなら、マージンや儲けはいったん置いといて、自分で全部コントロールして量産品に仕立てて、そして自分で売ってみよう。
というのが今回のトライアルの趣旨です。

もちろん僕はプロカメラマンではないし、フォトグラファーを名乗るような人間ではありません。
「そんな人の写真、64ページも見てられないよ」というアドバイスも受けました。
でも、もしかしたら僕の写真を見た人の何人かが、
「これはアリかも。じゃあ俺の写真も、みんなに見てもらいたいからちょっとプリントしてみようか」
「それなら大きくてキレイにプリントされた写真を見たいからちょっと買ってみるか」
というアクションに打って出てくれるかもしれない。

そうすれば、写真という楽しい遊びそのものに、出版という決まりのカタマリみたいなシステムに、ひとつのインパクトを与えられるかもしれません。

・そんじゃあひとつ、買ってみるか!と思ってくれた人へ。


ここから買えます。
ただし、いまから受注とって印刷して製本して納品されて発送して……なので、実際にお手元に届くのは早くても3月上旬になります。
つまり、予約注文ということになります。

グダグダ書きましたけど、ぜひ買ってください。

きっとあなたの本棚でいい仕事します。
では。

Commented by a at 2014-01-30 22:59 x
\ヤッター!/
by kala-pattar | 2014-01-30 19:35 | Comments(1)