艦船模型をたった2日で完成させる3つのルールを教えます
2014年 10月 21日
これを2日で作りました。楽しかったです。
めちゃめちゃ作りこんだ作例ばかり見ていると、ストレートに組み立てたのものはどうしてもあっさり風味に見えてしまって
「こまかいディテールアップパーツとかをじゃんじゃん投入してそれをキレイに貼れないとダメなんじゃないかな」と尻込みしがち。
実際そんなんめっちゃ難しいの知ってるし、細かいのをキレイに仕上げ続けるマラソンみたいな作業が続くからワンミスで不燃ごみになるし
俺にはできない! 艦船模型とかマジで神の遊び! 俺ガサツだし飽き性だから3日以上同じ模型をいじってられないし!
……でもまあ、実際作ったこともないのにエラソーなこと言っててもしょうがないので
箱に入っているものだけでどういう出来栄えになるのか、組み立てや塗装がどんくらい大変なのか、一度体感してみようと思ったのでした。
(いや、じつは駆逐艦「霞」を2時間くらいで白黒ページ用の作例としてでっち上げたことがあるのだけど
あれは「作った」と言える体験のうちに入らないというかなんというか。)
とりあえず家に積んであったピットロードの1/700高雄をチョイス。
重巡洋艦だからそこそこサイズもあるしいろんなタイプの武装とかがひととおり積んであってなにより艦橋のカタチがかっこいい。
あ、モデラーというのは作ったことのないジャンルのプラモも買いまくって積みまくるという謎の人種なのでそっとしておいて下さい。
真面目に作ると大変なので、私の経験とカンから以下のルールを制定。
・失敗しても泣かない。失敗したところは自分が気にするから目立つのであって、とにかく明るく楽しく作る。
・地味な単純作業は15分が限界。その15分間は「あとでラクするため」と割りきって念仏を唱えながら作業する。
・妙な色気を出してディテールアップとかしない。ひたすら説明書どおりに作る。
プラモデルってどうしても「上手く作りてえ!」って思っちゃうし誰かに見せたいしツッコまれたくないから頑張るんだけど
一度自分の中で「上手く作りたいスイッチ」みたいなのを切って、とにかくチャカチャカ手を進めるっていう。
なんというか、「楽しく朗らかにテキトーに完成を見据え、無理なところは無理だと諦める」みたいなモードになるとすごい楽になるね。
by kala-pattar
| 2014-10-21 23:25
| プラモデル