地球で一番かっこいいジェット戦闘機の模型を作ったよ

どこで見たんだか忘れたけど、このマーキングを見た時の衝撃と言ったらなかった。
オランダ空軍のソロディスプレイ、要は単機のアクロバットチームが使用するF-16Mluだ。


スペシャルマーキングとかアクロ機の塗装というのはどうもゲテモノ感が強いデザインが多くて、
(とはいえサンダーバーズやブルーインパルスじゃ物足りない感があって)
その中でもこの機体のデザインは群を抜いてスタイリッシュだと思う。

オレンジメタリックの濃淡で機体の表裏めいっぱいに獅子紋章が入っており、
さらにノーズコーンからボディサイドへと流れていくブラックの面積と形状が秀逸。
そもそも機体を前後方向に色分けしてノーズコーンまで同じ色でまとめてしまうという手法は類を見ないもので、
さらに主翼前縁へと弧を描いて繋がる塗り分けラインがぶっ倒れそうなくらい美しい。
とにかく、こんなに機体形状のことを理解して、お国柄までしっかりと"デザイン"しているのが素敵すぎ。美しすぎ。

ということでこの機体は俺の中で「世界で一番かっこいい戦闘機」なのだ。

しかし、肝心のプラモデルがなかなか発売されなかった。
1/48ならそのものずばり“Lockheed Martin F-16AM Block 15 NATO Viper”ってのが発売されてたんだけど
(F-16MluってのはF-16A/Bの近代化改修型で、AMとかBMとも呼称されている)、
このマーキングを再現するためのデカールというのはこの世にずっと存在しなかった。

どうしても立体で見たい!と思ってオランダ空軍のサイトを掘ると一応それらしい図面状のものが公開されてて
実機写真も鬼のようにあるのだが、さすがに自分でイチからこれを再現するのはハードルが高すぎたのだった。

で、昨年とうとうドイツレベルから1/72モデルが発売され、ヨドバシで即入手した。
組み立てはまあまあサクサク。
オレンジの色味はかなり悩んだけど、ガイアノーツのVO-41 ヴィクトリーゴールドにクリアーレッドを足して
デカールとの明度差をベースに追い込んでいって何とか決定。
(タミヤスプレーのメタリックオレンジも買ってきたけどちょっと濃すぎるのとフレークがゴツいように感じた)

そして肝心のデカールはこの有り様(粉々すぎて修行かと思ったけど)。

_DSC5036

品質抜群のカルトグラフ製デカール!オレンジメタリックもコーションのシルバーもインク盛り盛りで嬉しい!
とにかくまあ、これをひたすら貼り倒すのだった。

完成品はこちらっ。

▲被写界深度が浅いのについては察して下さい(いろいろモロモロ危ない)

ひさびさに「見たくて見たくて仕方なかった模型」をしこたま集中して作ったので大満足。
次は何にしようかな!と思う年の初め。

あ、そういえばあけましておめでとうございます。今年も超音速備忘録をよろしくお願い致します。



by kala-pattar | 2015-01-03 04:58 | プラモデル | Comments(0)