いま地球でいちばんワクワクさせてくれる模型メーカーの新製品を作った話

ロード・オブ・ザ・リングとかホビットとかの映画監督でありながら
猛烈なオタクで第一次大戦時の飛行機が好きすぎてビンテージものの実機を蒐集したり
果ては飽きたらなくなって自分で復元機まで作ってしまってそれを飛ばすイベントを開催したり
さらには「こんなにかっこええのに大スケールの模型がないなんてオカシイヨ!」と言ったかどうかは知らないけど
自前の模型メーカーを作ってしまった男、ピーター・ジャクソン。

そのメーカー、Wingnut Wingsが昨年末に「サプライズクリスマスリリース!」と謳いつつ突如発表した
フェリックストゥ F.2A 前期型を作りました。Scale Aviation 2015年 03 月号にて掲載されてます。
たぶん世界最速の作例です。デカ過ぎて死ぬかと思いました。最後台所とかで組んでた。




WnWのプラモデルってパッケージアートがかっこよくて謎の半光沢コーティングがしてあって
説明書がフルカラーでランナーに対するパーツの配置も美学があるしサイトはめちゃめちゃ洗練されてて
「とにかく手に取りたい」と思わせることにかけては右に出るものいないんじゃないの、っていうメーカー。
憧れます。こういうの、やりたいです。

同メーカーの製品を実際にフル塗装で最後まで走りきったのは初めてだったんですけど、
案外説明書は親切じゃなかった(自分で考えなきゃいけないところや順序を整理したほうがいいところアリ)。

さらにウイングスパン91cmの超重量級プラモデル。ヘナヘナの翼間支柱。自立してくれない剛性の低さ。
WW1の飛行機にありがちな張り線って「ディテールアップ」だと思ってたんだけど、
この模型の場合は実際に機能する……というか、張り線ありきの設計なんじゃなかろうか。

途中で「こんなペットボトルみたいな重さの主翼を接着したら重みで胴体が真っ二つになるんじゃなかろうか」と思ったけど
リギングをひたすら実直に施していくと、主翼持って振り回しても壊れない!100年前の人間の設計、すげえ!

▲編集長から送ってもらった写メ。イカす。

ということで、かっちょいい写真と製作記事はSA誌をご覧ください。ぜひぜひ。

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by kala-pattar | 2015-02-15 19:29 | プラモデル | Comments(0)