コロコロアニキ第2号が相変わらずとんでもないクオリティだっつう話

すでに完売状態だが、店頭で見つけたら即購入すべし。
コロコロアニキ2号 2015年 04 月号

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「コロコロコミックを読んでいた大人に向けてどういう物を作れば最高に面白いと思ってもらえるか」を
マジメに考えぬいて作っていることがビシビシ伝わってきて、それだけで涙が出てきそうになる。

リバイバル漫画の寄せ集めで懐古趣味に突っ走ってるだけだと思う人もいるかもしれないけど、
ブラックジョークもお色気も取り入れつつ、きちんと「今」を切り取ってアラサーに投げてくれる。
それでもページを捲るワクワク感が子供の時にコロコロコミックを読んでいたときと同じなのは
どんなネタも確かな編集方針に従って迷いなく料理しているからだと思う。
どっちに振ればいいのか?とか、何がウケるんだろう、みたいなものを読んでる側に見せない。
「これが面白いんだ!これを読め!」っていう圧力がすごすぎて、その情熱に圧倒される。
それがいわばコロコロのスピリット=「ガッツな笑いとド迫力」なんだなーとか、臭いこと言いたくなる。

即完売した創刊号では執筆の経緯を見せただけだった武井宏之氏の「ハイパーダッシュ!四駆郎」は
あまりにも熱いので絶対に見逃さないでほしい。

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なぜ付録が「シューティングスターゴールドメッキボディ」なのか買う前は疑問に思っていたが、読めば分かる。

次の号は7月発売。待ち遠しくもあるし、「生きねばならない」「俺もいいもん作らねばならない」と思う。
創刊号と違い、今号は公式に「重版は不可能」という発表がされているので、気になったら即買いです。
by kala-pattar | 2015-03-21 14:59 | Movie&Books