カメラのアクセサリーで一番だいじなのはやっぱり三脚だったという話
2015年 05月 28日
三脚はカメラの台です。カメラの重みにも強い風にも耐えなければ三脚とは言えない。
▲センターのゴムキャップをガッと外すとポールを引き抜ける。カメラ逆さ吊り、実は天体撮影とか超ローアングルで役に立つ。
▲脚を180度裏返して収納。このクイックシューがハマるプレートの切り欠きに脚がちょうどハマって最高にイカす。
▲頼もしい。締め込めばあらゆるところがガキガキに固定される。
アングルを決めて、カメラを固定してくれなければならない。だから、長くて重くて頑丈で自由でなければならない。
だから長くて重くて頑丈で自由なのを使ってたんですけど、いかんせん長くて重い。疲れた。
飛行機乗ろうとすれば機内持ち込みはおろかバックパックと別扱いになってラップでグルグル巻きにされて
そのたびに雲台のハンドルがぐにゃぐにゃに曲がって、目的地に到着してベルトコンベアから取り上げれば重くて長い。
ああもういやだ。毎日持って歩きたいくらい長時間露光が好きなのに。夜景をいつだって撮りたいのに。
そう思って、三脚を買い替えることにしました。
■条件
・重いのは体力の問題だが、長いのはヤバい。なんなら機内持ち込みできる長さに畳みたい。
・自由度が高くなければならない。高いアングル、低いアングル、縦位置、横位置、いつでも好きな様に変えたい。
・雲台が邪魔くさくない奴がいい。ハンドルがビョコビョコ出てるといくら気をつけてても曲がる。
・頑丈でなければならない。ペナペナの安物はありとあらゆるところがグラつきガタつき、台として使えない。
上記を満たす三脚を探し求めて至った解答がこれでした。
>Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段三脚ボール雲台キット MKBFRA4-BHこれがまあ完璧なんですわ。完璧の理由は以下。
・重いのは体力の問題だが、長いのはヤバい。なんなら機内持ち込みできる長さに畳みたい。
>畳んだ状態で40cm。MAX144cm。重量はアルミモデルで1.4kg、カーボンモデルで1.1kg。
・自由度が高くなければならない。高いアングル、低いアングル、縦位置、横位置、いつでも好きな様に変えたい。
>ボール雲台ながらサクッと縦位置に持っていける。センターポールひっくり返してカメラ逆さ吊りも可能なのは買ってから知った。最高。
・雲台が邪魔くさくない奴がいい。ハンドルがビョコビョコ出てるといくら気をつけてても曲がる。
>ボール雲台嫌いだったけど、ハンドル曲がるより100000倍マシ。しかも収納モードは脚がグルっとひっくり返って雲台が守られる。
・頑丈でなければならない。ペナペナの安物はありとあらゆるところがグラつきガタつき、台として使えない。
>さすがのマンフロットなのでかなりカッチリしてる。脚細いけど、各部のガタつきがないのでかなり安心できる。
アルミモデルは実売1万円台半ば。カーボンモデルは実売3万円台半ば。
その重量差、300gである。300gに2万円を払って、その300gで食糧を余分に積むなどのエクストリームスポーツマンなら話は別だが
私はへっぽこフォトグラファーなのでアルミモデル買った。でも満足してます。超いいです。良すぎて毎日持ち歩いてます。
■毎日持ち歩いて何撮ってんのか
夜景、ヤバい。
……ということで、みなさんも三脚を買ってセルフタイマーでガバーっと長時間露光してビシーっとした写真を撮るといいと思います。
レンズ買うよりSDカード買うよりストロボ買うより劇的に写真が変わるアクセサリーだと思うなー。
何より「毎日持って歩く気になる三脚」は写欲をも蘇らせるなー。
そんな感じでした。
by kala-pattar
| 2015-05-28 23:55
| カメラ