タミヤのAMX-13を半日で作ったので見てほしいっていう話

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お盆休み最終日は昼過ぎまでぐうたら寝て、タミヤの戦車模型を一気に作ることにしました。

発売は今年4月。不勉強ながらこんなカタチの戦車が存在することも知りませんでしたが、いやはやカッコいい。
パッケージデザインも箱の大きさも、書体のチョイスも完璧なのがやっぱりタミヤって感じです。しょうがない。オレたちタミヤの子だもの。

例によって例のごとく、パーツです。


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サイズの割にパーツ数が多く、ただ貼っていくだけでも結構骨が折れます。
「タミヤらしさ」の正体についてはときどき考えますが、やっぱり精度やランナーへのパーツの配置の美しさは孤高の存在と言っていいでしょう。
砲塔のキャンバスカバーの留め金なんて、グネグネとした帯のようなパーツなんですが、複雑な曲面に彫られた溝に吸い付くようにピタリと合います。
これはもう、設計だけではなくて、金型を彫ったり射出成形するところでも恐ろしい配慮がなされていることを示しています。

塗装はガンダムカラーのザク用グリーンをベースにけっこう明るめに調色して、影色を予め吹いた上から基本塗装。
GSIクレオスのウェザリングカラーを使ってフィルタリングやピンウォッシュを施し、さらにスポンジを使ったチッピングを加えます。
最後にタミヤのウェザリングマスターを使ってドライブラシっぽくディテールを浮き立たせてツヤ消しクリアーでフィニッシュ。
およそ7時間程度の作業でここまで来ましたが、なかなか表情豊かな「小粒でもぴりりと辛い軽戦車」という風情に仕上がったと思います。


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足周りの泥汚れには最近発売されたばかりのGSIクレオス ウェザリングペーストシリーズを使いました。
乾いた泥、湿った泥、付着したばかりで濡れたままの泥を思いのままにコントロールでき、立体感もあって極めて使いやすく、表現力もバッチリですので即買いです。
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▲こちらは今回作った奴の裏側。泥ハネの再現が楽しいぞ〜!

ということでズバーッと作るタミヤの戦車、久々の快感を覚えました。ちょっと陸モノを連続して作りたいんですが、次は何にしよう……。









by kala-pattar | 2016-08-18 00:08 |  →SPRUE CRAZY