銀座線の特別仕様車両を「モデラー目線」で観察したら鼻血が止まらなかった話
2017年 01月 24日
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ということで表題通り、先日投入された東京メトロ銀座線を走る1000系特別仕様車両(1139編成)に乗ってきましたので
写真をもりもりアップロードできる歓びに浸ろうと思います。皆さんはパケットをもりもり使って下さい。
いわゆる懐古趣味的なデザインで話題になっている銀座線の特別仕様車両ですが、今回はそのミクロなディテールに近づいてその製造工程に思いを馳せてみました。
「デザイン」と言って分かったような気になるのはきわめて簡単ですが、そのために何をしているのかを知ると、凄さが三倍くらいわかりやすくなると思います。
平たく言うと、この車両のために専用設計されたほとんどワンオフといえるパーツが大量に投入されています。
設計はもちろん、加工だってこの車両のためにイチから考えなきゃいけないし、塗料や表面処理に至るまで手間ひまかけて作られていることが一目瞭然。
基本的な構造は量産車と共通であっても、内装についてはほとんどフルスクラッチと言っていいでしょう。
こんな工芸品みたいな物体が普通に線路を走っていて、運賃も共通というのはちょっとストレンジな感じがします。

▲この水滴型の吊革(リコ式吊手と呼ぶらしい)は新造だそうで、新規に金型起こしたんでしょうねえ……「新金型の吊革」というのがイイですね。












by kala-pattar
| 2017-01-24 01:07
| 鉄分