組まなきゃ見えない「覚悟の設計」。バンダイのAT-ATをいますぐにゲットせよ!
2017年 04月 02日
ランナーを眺めているだけで嬉しくなっちゃうプラモデルがひさびさに出現しましたね。
そう、バンダイの AT-ATでございます。
正直ハコから脚が4本出ているだけのメカなので、言うほど難しいメカじゃないんですが、
さすがはバンダイのスター・ウォーズシリーズということでございまして、まあ見ればわかります。すぐに買いたくなりますから。
しかし問題は「AT-ATのプラモデルを何人の人が買うんだろうなー」というところでありまして、
人気の有無に関わらずここまで本気で設計して金型彫ってると思うと、静岡に足向けて寝られません……。すごいよ……。
だって、AT-ATをこんなに真面目に眺めまわしたこと、なかったもん。
「ここ、こうなってたのか!」ってのをプラモデルで知る。しかもバンダイが勝手に設計してるんじゃなくて、
オリジナルの映画撮影用プロップを再現するために、徹底的にリサーチして、徹底的にそれをリバースエンジニアリングしている。
やってること、もはやキャラクターモデルじゃなくてスケールモデルですからね。
ガンプラみたいにデザインし直して「◯◯バージョン」とか「◯◯グレード」とかやり直す対象じゃないすからね。
向こう10年、20年、この設計で戦えるものを作らなきゃいけないという覚悟が伝わってきます。恐れ入ります。
みんなも「◯◯が欲しい」「◯◯が出たら買う」とか言ってる暇があったら、この覚悟にお金を払ってあげましょう。
この気概で、アレやコレ(SW以外のモチーフもね)がプラモデルになったら、と思うと、ニヤニヤが止まりません。
だから、わたしゃバンダイのスター・ウォーズシリーズを、このスケールモデル的なアティチュードを支持したいんすよね。
みなさんも、ぜひ。
by kala-pattar
| 2017-04-02 21:10
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