ドラゴンボールのプラモデルがド素人でもなんとか塗れる魔法の塗料の話。
2017年 05月 20日

▲はいかわいい。バニーちゃん姿のブルマです。最高です。
小さくて安くてサクーンと組めるプラモデルがいっぱいあると、スキマの時間でいっぱいプラモデルが作れるので脳に良いです。






とにかく買って組んだらロマンティックになってしまうので、有無を言わせない感じがあります。横綱相撲ここに極まれり。




まずこれだけ造形がイイカンジなのでどうしても塗りたい。で、最近その使い方を理解したシタデルカラーを実戦投入しましたので、塗りました。
■シタデルカラーのここがすごい
・水性なので臭くないしコップに水入れて机の上に置いとけば筆の洗浄も希釈もできます。
・水性なのに異常に乾燥が早く、乾くとビシビシのつや消しになります。いったいどういう成分が入っているのでしょうか……。
・水性なのに塗膜が異常に硬く、ちょっとやそっとでは剥がれませんし、グニグニした感じもありません。むしろ固まったら洗浄とかほぼ不可能です。
・一回乾くと上にどんな色を重ねようが、溶け出しません。白の上に青塗っても溶けて水色になったり濁ったりしません。謎です。
・ノビが良いのに異常に隠蔽力が高いので、黒い下地の上にいきなり赤とか黄色がビカーンと発色します。完全に意味が分かりません。
・上記のような特性があるため、はみ出しても絶対にリカバリーできるし、線が太くなったらキワを延々攻め続けていくらでも細く整えられます。
・よって、ブルマの顔の瞳(上下4mmくらい)の虹彩とか瞳孔とかハイライトをフィギュア塗装ド素人のオレでもなんとなくできてしまいます。
・色数が異常に多く、機能別に濃度とか成分が調整された特殊技能持ちがいっぱいあるので、覚えるとグラデーションとかも筆でできます。
・「高い」(1本550円〜)と思うのですが、一回使ったら「いままで何してたんだオレは」となるチート性能です。
・大面積を塗るのには個人的にオススメしませんが、とにかく筆でちょこまかと細かいものを塗るなら地上で最強だと思います。
・飛行機モデルのパイロットとか、コクピットのスイッチ/レバーとか。戦車の車外装備品とか。
・とにかく使ったらわかる。これはヤバい。麻薬的にすごい。
と、褒めちぎりましたがオレはシタデルカラーの回し者ではないのでみなさん騙されたと思って1本買って試してみると良いです。
このへんはこんど詳しく書きたいんですけど、塗り始めたら面白すぎて写真撮るの完全に忘れるからブログにしづらいんだよな……。
正直こんな小さいフィギュアそもそもオレの人生で2回くらいしか塗ったことないし、塗ったとしてもうまく塗れたことないし、
大体ラッカー塗料の溶剤が下地を溶かしてグダグダになってボケボケのグジャグジャみたいな結果になっていたのでした。
が、シタデルは永久に行ったり来たりしてまあまあ納得行くまでやり直しがきくし、そもそも発色がいいから塗膜が厚ぼったくならない。

マクロレンズでガーッと寄って撮影して画面で等倍でビャーっと見ると結構ヤバイですが、
30cmくらい離れて肉眼で眺めるぶんには「そこそこ塗れてるやんけ」という雰囲気になります。
まあドラゴンボールのプラモは出来が良すぎてシャクなので、そのへんの小さいフィギュアっぽいものを試しに塗ってみてください。
模型の塗装法について、固定概念がガラガラ崩壊しますよ……。びっくりしますよ……。(シタデルカラーはヨドバシとかで売ってます)
ぜひ。
by kala-pattar
| 2017-05-20 20:36
| →SPRUE CRAZY