バンダイのグリーヴァス将軍のプラモで計測される「キャラクター愛」の話
2017年 08月 26日

「エピソード2が好きだ」というとゴリッゴリのSW大好きおじさんがしかめっ面になることが多いのですが
みなさんはどうでしょうか。私はエピソード2が好きです。(追記/書いた翌日気づいたけどこいつEp.3のキャラだな……)
さて、遅ればせながらバンダイの1/12スケール グリーヴァス将軍のプラモデルを組みました。
なんつうかCGで描写されたキャラクターだからこそ、人間のカタチをしていないところが際立って立体的説得感が強いです。
正直プラモデル組むまでコイツがこんな構造だったことも知らんかったし、肩から指までがバシャッと分離して4本腕になるギミックとか
「おお、そうなってたのか」みたいなのは画面を漫然と見ていてもわからんし、やっぱ指で組み立てると脳にインストールされますね。









ただこれがホントに欲しかったのか?おぉん?と詰め寄られたら、謎です。人気あるのかなグリーヴァス将軍。
この「自分の好き度合い:組み立ての面倒度合い」のレシオってけっこうシビアじゃないですか。
好きで好きでしょうがないもんは「うおーここまで再現されてるの!?」みたいな嬉しみがありますが、
そこまででもないけど一応立体物ほしいなぁというときにひたすら細かいパーツを組んでいると「オレ、どこに行きたいんだっけ……」と脳が迷子になる感じ。
バンダイのSWシリーズはとにかくクオリティファースト(劇中のプロップやCGをどこまで再現できるか)というところにフォーカスしているせいか
「欲しい、たしかにこの立体物は欲しい……んだけど、ここまで苦労したかったっけ……」というアイテムがちょくちょく挟まりますよね。
いや、ありがたい話だし、そんなら完成品買ってこいよという声が聞こえてきそうですが、
果たしてこのグリーヴァス将軍の組み味みたいなもんに大興奮するユーザーってどれくらいいるんですかね。
とはいえ、よくできたアクションフィギュアですので、グリーヴァス将軍なんとなく欲しいというひとにはやっぱり随一の選択肢なんだよなぁ。
さてさて、ラインナップとして揃ってきたヨーダやらベイダーやらグリーヴァス将軍やらストームトルーパーやらもいいんですが、
こうなるとやっぱりハン・ソロとかルークとかレイアとか「人間まんま」のキャラクターがいないとそろそろ不思議な世界観になってきちゃいますよね。
「プラモデルだからそれは勘弁してね」ということなのか、「いや、ドラゴンボールのフィギュアライズのノリでやっちゃいますよ!」なのか
適当な無茶振りをしたところでこのエントリはお開きということにさせていただきます。にんにん。
by kala-pattar
| 2017-08-26 17:03
| →SPRUE CRAZY