女の子可動プラモ最前線を切り拓くサイボーグ忍者を組んだ話
2017年 10月 16日

コトブキヤ様、JASDAQ上場おめでとうございます。
フレームアームズガールがバシバシ売れる昨今ではございますが、
同じくらいの助走期間をもって発売されたヘキサギアが気になる年頃なので組んでみました。
ヘキサギアというのはコトブキヤが出しているプラモデル的なルックの製品で、接続部の規格が統一されているから
ブロックトイ的な遊び方ができて、なんかオリジナルのメカとかが楽しめます的なやつだと思います。
それはもうフレームアームズでやってたじゃんか、という話でもあるんですけれども
ヘキサギアは1/24というスケールを設定したので人間(サイボーグ?)が指先サイズであるため
「人間的なものが乗り込むメカ」をイイカンジの大きさに設定して、組み替えて遊んだりできるのが面白いんじゃないでしょうか。
それゾイドでやってたじゃんか、という話でもあるんですけれども、
ヘキサギアの人間は可動プラモ、つまり関節が動く。これはすごい。1/24の人間が動く。
その仕組みとかがどうなっているのか知りたいじゃないですか。
いや、すでにガバナー(この人型のやつ)はいくつか出てるんですが、無個性なおっさんみたいなやつだったので女の子だから買ってしまったんです。
女の子だから……買ってしまった……。悔しい……。







組み立ては結構エグくて、7cmくらいのおねーちゃんが完成するまでに「イギー!!」となる瞬間が4回くらいあります。
やはり可動モデルを自分で組むというのは結構大変で、しかもこのサイズではガンプラみたいに外装と可動部(ポリキャップとか)を分けた設計に出来ません。
なので、太ももやスネはそれそのものがワンパーツで、それらを合わせてから可動部に自分で軸を圧入するみたいな工程があります。
プラモデル的というよりは、極めて工場のおばちゃん的な作業になりますが、徐々にサイボーグ忍者女子が完成するのは確かにちょっとおもろい。
しかしなんつーか、これはやっぱり箱に書いてあるとおり「1/24 SCALE KIT BLOCK」であって、プラモデルとはどこにも書いてないんですよね。
まあなんというか、不思議なプロダクトです。
素材も素材なんで、切る貼る削る塗るという作業には向いてないし、そもそもそういう人を意識してない"プラモデル"とも言えるでしょう。
つまるところ、プラモデルの皮をかぶりながらどこまで行けるのか、というのをバンダイと違う方向に向かってチャレンジしてる印象。





なんというか全体的に面白くないブログになっていますが、今回はしょうがない。そういう日もある。
組み替えるとか可動するとかにあんまり盛り上がらない人がヘキサギアを組むとこういう感じかー、と思ってください。
でもこのANNA SUIみたいな配色とかむちむちしたデザインは好きです。ゾウさんはもっと好きです。
ということで、みなさんも頑張ってください。東京証券取引所からは以上です。
by kala-pattar
| 2017-10-16 22:24
| →SPRUE CRAZY