NASAの女たちを語るエモいレゴ、組みませんか。
2018年 08月 27日
碇はん!LEGOは!LEGOにだけは手を出さんといてくださいや!(チャン・カワイ)
……ということで、LEGOは恐ろしいので手を出さないことにしていたんですが、これはしょうがないのでノーカンとします。
昨年発売のこのアイテム、ようやく封を切りましたが、まだ持っていない人間は買わないとダウトです。
レゴ(R)で、NASA (アメリカ航空宇宙局) の歴史を築いた女性たちを組み立てて、君も世界を目指そう。
ハッブル宇宙望遠鏡を組み立てて、「ハッブルの母」ナンシー・グレース・ローマンと一緒に天文学を学ぼう。
それが終わったら、コンピューターサイエンスの天才マーガレット・ハミルトンと一緒に宇宙ミッションのためのソフトウェアを開発だ。
最後は、アメリカ初の女性宇宙飛行士サリー・ライドや世界初の黒人女性宇宙飛行士メイ・ジョンソンと一緒にスペースシャトルを発射させるぞ。
このセットを組み立てて遊びながら学べば、君もいつかは科学や技術、工学、数学の世界を支える天才になれるかも!
(公式リリースより)
つまりNASAで働いた女性のうち、代表的な4人をピックアップしてヴィネット(小さなジオラマ)仕立てとしたアイテムがコチラになります。
スペースシャトルとかアポロ宇宙船とかじゃなくて、働いた実在の人物をフィーチャーしているところがエモい。
LEGOっておっそろしいなぁ、やっぱり。
あと、ミニフィグに合わせたサイズ感でメカを立体化しているので、非常にピクセル数の少ない記号的な佇まいになっているのも
極めて模型的にクレバーな感じがして、ただただ解像度の高いフィギュアとかオモチャと違う説得力が生まれているように感じます。
パーツを組み立てて、なにか具象を手にする。
模型的でありながら、極めてミニマルなパーツの組み合わせで概念的に受け止めるというLEGOの営みって
普段手にしているプラモと大きく異なる体験で、とてもゾクゾクします。
そりゃあ、ほしいと思うLEGOもいっぱいあるわけですけれども、ここはまた沼ですからね……。
ひとまず、宇宙開発ファンの一人としてこのプロダクトを手にできたことは、とても嬉しかったなぁということで
そっと棚に飾っておこうと思います。みなさんも、ぜひ。
by kala-pattar
| 2018-08-27 23:26
| 宇宙航空天文