グラフィティカルチャーと鉄道模型の話
2018年 10月 14日
昨日「日本鉄道模型ショウ」に行ったところ、中古品ながらスペインの電気機関車(RENFE 269)が格安で売られていたので一も二もなく購入。
正直この機関車かっこいいとはあんまり思えないのですが、まあ三菱電機製だし安いし、やりたいことやる土台になってもらおうと。
家帰ってびっくり、ほとんど新古品であります。ランナーに付いたパーツは一つも使われてなくてラッキー至極。
特急牽引機カラーなので貨物牽いてたかどうか知らんし、落書きされた資料写真は出てこないけど、早速バラして構造確認してウェザリング。
タブーと精密模型と一発勝負のせめぎあいで、HOゲージのウェザリングはホントおもしろいです。
今回は以前購入してそのまま保管していたBlair Lineというアメリカのメーカーのデカールを使いました。
鉄道車両に落書きするのは犯罪ですが、欧米では鉄道とグラフィティは切っても切れない関係にあって
鉄道のスケールに合わせたグラフィティのデカールが売られているんだな。
実際にOゲージとかの車体に自分でグラフィティ描いちゃう人もいるし、もともとグラフィティ入りの車両を売ってるメーカーもあるよ。
モンタナカラーっていうグラフィティアーティスト御用達のスプレーメーカーはいろんな都市の地下鉄のペーパークラフトも売ってて、
みんなコレに思い思いのグラフィティを描いて(そのあと実物にそれを施すかどうかは知らん)遊んでいる。
落書きは犯罪だけど、自分の思ったようにモノが塗れたら楽しいじゃん、ということは否定出来ない事実だし、まあそのへんは各自やってください。
何度も言うけど、鉄道にグラフィティを入れるのは犯罪。でも、硬質なものとポップなものが同居している様はかっこいい。
さらに、模型なら誰にも怒られずにそれができてしまう。いやぁ、おもしろかった。次行こう、次。
by kala-pattar
| 2018-10-14 18:47
| 鉄分