グラフィティカルチャーと鉄道模型の話

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昨日「日本鉄道模型ショウ」に行ったところ、中古品ながらスペインの電気機関車(RENFE 269)が格安で売られていたので一も二もなく購入。
正直この機関車かっこいいとはあんまり思えないのですが、まあ三菱電機製だし安いし、やりたいことやる土台になってもらおうと。
家帰ってびっくり、ほとんど新古品であります。ランナーに付いたパーツは一つも使われてなくてラッキー至極。

特急牽引機カラーなので貨物牽いてたかどうか知らんし、落書きされた資料写真は出てこないけど、早速バラして構造確認してウェザリング。
タブーと精密模型と一発勝負のせめぎあいで、HOゲージのウェザリングはホントおもしろいです。


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▲架線から削り取られた鉄粉が飛び、ホコリとオイルでギチョギチョになっているのを3層にも4層にも重ねます。


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▲足廻りは台車をバラすのが怖かったのでラフにスミ入れてからエアブラシでズドーンと茶色く。


で、ずーっとやりたかったグラフィティを車体側面に入れちゃうのをついに敢行。スペインの貨物列車の動画はだいたい落書きまみれだ。
今回は以前購入してそのまま保管していたBlair Lineというアメリカのメーカーのデカールを使いました。

鉄道車両に落書きするのは犯罪ですが、欧米では鉄道とグラフィティは切っても切れない関係にあって
鉄道のスケールに合わせたグラフィティのデカールが売られているんだな。
実際にOゲージとかの車体に自分でグラフィティ描いちゃう人もいるし、もともとグラフィティ入りの車両を売ってるメーカーもあるよ。
モンタナカラーっていうグラフィティアーティスト御用達のスプレーメーカーはいろんな都市の地下鉄のペーパークラフトも売ってて、
みんなコレに思い思いのグラフィティを描いて(そのあと実物にそれを施すかどうかは知らん)遊んでいる。
落書きは犯罪だけど、自分の思ったようにモノが塗れたら楽しいじゃん、ということは否定出来ない事実だし、まあそのへんは各自やってください。


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▲ニスが邪魔なのでインクの縁の内側でレーザーカットされてるのよ。精度はあんまり高くないしアミ点も目立つけど、まあいいのだ。


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▲ということで実物を見ながら汚れの傾向を掴み、グラフィティデカール入れてからすこしだけオーバーコートして完成っ。


何度も言うけど、鉄道にグラフィティを入れるのは犯罪。でも、硬質なものとポップなものが同居している様はかっこいい。
さらに、模型なら誰にも怒られずにそれができてしまう。いやぁ、おもしろかった。次行こう、次。



by kala-pattar | 2018-10-14 18:47 | 鉄分 | Comments(0)