鉄道博物館、一日で見切れない問題。

鉄道博物館、一日で見切れない問題。_b0029315_14100984.jpg


大宮でしょ?都内在住なら行こうと思えばいつでも行けるし余裕でしょ!って思ってたらですね、
開館からあっという間に11年あまりが経過してしまい、このままでは人生が終わってしまうので一念発起して行ってきたのでした。
(2018年秋の企画展「貨物ステーション~カモツのヒ・ミ・ツ~」を滑り込みでどうしても見たかったので……)


鉄道博物館、一日で見切れない問題。_b0029315_14100927.jpg


友人と平日の朝から突撃したのですが、まずもう車輌がいっぱいあるところが怖くて入れない。
恐れ多いし、脳がダメージを受けるので、直視できない。なんというか可愛い女の子をガン見してはいけません的なものがあり、おいそれ興奮できない。
とにかく尊い鉄道車両がバカスカあるということは知っていたので、友人ともどもまずは隠れるように一番端っこのシアター(客1人)に侵入。
そこで『迂回貨物列車の記録』というDVDが上映されていたのでこちらをガン見していたところ、なんと70分が経過。計算外すぎる。
(DD51をかき集め、整備し、西日本に送り込み、スタッフが必死こいて運転する様子が淡々と記録されており、本当に素晴らしかった)



鉄道博物館、一日で見切れない問題。_b0029315_14100934.jpg


あとはもう、夢遊病みたいに館内をウロウロして「すごい」「おー」「いやはや」とか言ってたらあっという間に6時間が過ぎ、蛍の光が流れ始める始末。
文字をちゃんと読み、そこに置いてあるものの意義を知り、ときに手元のスマホで不足する知識を補うなど真面目にやっていると、
とてもじゃないけど1日で全部吸収できる量ではありません。まず物理的に広すぎ。収蔵物多すぎ。


鉄道博物館、一日で見切れない問題。_b0029315_14100925.jpg


体感で4割程度しか触れられていない気がしますが、これはもうガンガンリピートするしかないという結論に至りました。
いままで行ってなくてホントすみませんという気持ち。


鉄道博物館、一日で見切れない問題。_b0029315_14100936.jpg

あとC58 135の汽笛を聴くと無条件に万感の思いがこみ上げる現象は一体何なんだろうか。
そもそも京都鉄道博物館(というか梅小路)に行って蒸気機関車が煙を吐いているところを見るだけでビチョビチョに泣いてしまうんですが、
みなさんがあれを冷静に見ていられるのがすごい。などなど、まじで徒然にしか感想が書けない。大宮鉄博、恐るべし。




by kala-pattar | 2019-02-23 22:00 | 町中での出来事