1/20スケールの友達
2020年 04月 11日
プラスチックは冷えると縮みます。プラスチックの分厚い部分が冷える過程で凹んだのが「ヒケ」です。
ヒケのせいで表面がウネッて見えたり、意図したカタチにならなかったりするのでプラモデルは分割されています。
いきなり飛行機みたいなものが成形できるなら、わざわざ割らなくてもいいんですよ。
でもそうすると縮んで大変なことになるので、最低でも胴体を左右に割る、みたいなことが必要になってくるわけですね。
太腿や胴体を前後に割らなくても1パーツで金型から取り出すことができるサイズの限界というのがあり、
中身がミチミチに詰まっている状態だと1/20スケールあたりが限界なんじゃないでしょうか。
(材質とか射出成形機のスペックでこれは変動しますが、現在における普通のプラモデル、という意味で。)
そんな1/20に新たな仲間が。うれしい。
この小さなボディに可動がガンガン仕込まれていてすごい。
合わせ目が身も蓋もない感じで、さらに挟み込みの場所がむっちゃあるので塗装派はキレイに作るの大変かもしれません。
でも、このサイズに仲間が増えたのは嬉しいなぁ、と思ったのでした。
みなさんも、ぜひ。
by kala-pattar
| 2020-04-11 20:45
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