山ヤの血が沸騰する〜出撃

【ここまでのあらすじ】
快速山行のターゲットを男気溢れる名前という理由で「ささごがんがはらすりやま」に決定した超音速は4時半に目覚ましをセットして就寝した。

はい寝坊。


ていうか快速山行だからもう少し寝てても良くね?という全くもってどうしようもない理由から目覚ましを叩き切り、起きたのはなんと山ヤとしては最低の7時。もっさーっと準備して適当に乗り換え案内をプチプチしながら家を出ます。単独行ならではのグウタラ具合。
新宿駅から中央線に揺られる事2時間半。やってきました笹子駅。
ってもう乗り継ぎ悪過ぎて10:30です。ありえん。大丈夫でしょうか。
(あ、写真は全てクリックで拡大しますよ。)
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まあヘコんでいてもしょうがないので甲府方面に向けて甲州街道を歩きます。
歩く事5分。あまりの暑さに快速もクソもあったもんじゃありません。
吹き出す汗。奇麗な稲。
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うーむここジャパン。
で、30分程でお目当てのファミリーマートに到着。
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おにぎりと増加燃料タンク(お茶)を買っていざ登山口へ。
もう11時かよ!そして熊こえー!!
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一人でクマーとか言いながらゴソゴソと林の中に入って行きます。
ここから快速!と思いきや…

なんですかこの急登は!

もう全然ペースが上がりません。体もどっしり重い感じだし汗は止まらんし…このままだとマズいのでお茶をがぶがぶ飲みながら体温を少しでも下げてちょっとずつ進みます。心臓は早鐘のように鳴り続けて「こんなに体力落ちたか!?」とちょっとビビります。たぶんこの前の陣馬よりは相当キツい登りなのでしょうがそこまでしんどくなる理由も見当たらず…。
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しかしまあ20分程でペースが上がってきます。
筋肉もイイ感じに動き出したので快速モードに…入るか!!
とにかく急なんです。もう腹でもゴマでも摺れ!と半ばキレながら歩を進めます。
止まらない、ペースを乱さない。それだけ考えて。

つづく
by kala-pattar | 2005-09-02 00:34 | Mountain