山ヤの血が沸騰する〜減速

【ここまでのあらすじ】
コースタイムのおよそ5割のタイムでサクサクと進むも景色に見とれて休み過ぎなため別段速くない超音速。米沢山から下ります。

米沢山からはお坊山(おぼうやま?ここはあえて「おぼうさん」と読みたい。)に向けてはこれまた鋭いアップダウンを繰り返してゆるゆると上昇します。時折見える富士山が頼もしいです。

端正なチラリズム。
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見えたり見えなかったり。
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で、トクモリという小ピークに着くのですが何もトクモリじゃありませんでした。標識も無いし。でそこからガツンと登るとお坊山。ここまで30分弱。一応本日の最高点、1430m。西側が開けたお坊山から望む甲府盆地。奥には櫛形山の北側の尾根、鳳凰三山から南に伸びる尾根、そして南アルプスがくっきりと見えます。
写真だとどうしても霞んでしまいますね。
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止まらずに大鹿峠へ。走ります。さくさく。しかしルートが途中で不明瞭というか何というか、消えます。コンパス使って方角とコンターをしっかり確認すれば再びしっかりとした踏み跡に復帰します。すたこら。30分弱で到着。あれ?遅い…。
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ところがこの大鹿峠、展望はきかないのですがベンチがあって(今日初めて)虫も少なく居心地が良い。やっと腹が減ってきたのでここで遅い昼食。ひたすらぼんやりします。30分程の大休止をとって大鹿峠を後にします。滝子山が「登って来んかい!」と言わんばかりにそびえていますが流石に今日は無視。次回もう少し早出ならこのペースで主脈に乗って湯ノ沢峠まで行けるな、と勝手に満足します。一泊すれば大菩薩まで行けるぞふふふ秋になったら涼しくて展望の良いナイスな縦走路だ!等の妄想とともに一路景徳院へ駆け下ります。メッチャクチャ走ります。太ももが破裂しそうになるのも我慢して走ります。20分強で下山。
景徳院で湧き水を飲んでサッパリ。ここは武田勝頼廟があるんですね。
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あとは日川沿いの車道を甲斐大和駅に向かってちんたら降ります。
くおー涼しい。
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甲斐大和駅です。明るいうちに帰れそう。
すぐ電車が来たのでちょっと残念。
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by kala-pattar | 2005-09-02 11:23 | Mountain