新潟にKOされる【片貝まつり参戦記しょの1】
2005年 09月 12日
※リンクを押すと写真が出たりデータが出たりします。
あわせてお楽しみくださいませ。
9/8、ブリブリの二日酔いを引きずって恵比寿でランチ。家に帰ってから電話で点呼。一人が携帯クラッシュというありえない展開の中ヤキモキして待つ。日もとっぷり暮れた頃に連絡が来て準備万端。レンタを借りてピックアップ開始。今回のメンツは6人との事だが初対面祭りに近い奴もいて非常に盛り上がる。外苑東〜新目白通りで全員集合。ここにきて走りながら「どこに行くか」という会議が始まる。目指すは新潟県小千谷市片貝。世界最強の四尺玉が待っている。とりあえず高速に乗ってしまえば夜半には着いてしまうため一般道でひた走る事になる訳だが、どこで何をしながら行くか全然決まってない。20号線長野経由か4号線福島経由かが争点となるが、オレを含む東北未踏の人間が数名いたため一路国道4号を北進。北進。北進。何も無い。ホントに何も無い。あるのはただただトレーラーとダンプカーだけ。途中片手で足りない位の事故を目撃する。iPodから垂れ流される井上陽水と宇多田ヒカルで盛り下がる。茨城を抜け栃木へ。青いカンバンに「宇都宮」と出てくる頃から全員考えている事は同じ。
「餃子食いたい。」
夜中の1時にはい、餃子。 焼き餃子はまあウマい。水餃子普通。
全員の口から鬼のようなニンニクとニラの臭いをさせながらガス室と化したWISHは一路福島を目指す。ちらほら寝る奴が出てくるとこれがまた臭い。口開けてパカーっと呼吸するものだからそりゃもう自分が餃子になったのかと錯覚する程臭い。そうこうしている間に青看に「郡山」の文字が。猪苗代湖が近づいてくる。しかし走れども走れども我が暮らし楽にならざり、じゃなかった、クルマが臭い。やっと猪苗代湖に到着。満点の星ですが薄明で徐々に見えなくなっていきます。白鳥のカタチをした遊覧船がやたらと不気味です。あまりに朝焼けが奇麗なので暴れます。撮るのもめんどくさいくらいの美しさ。どう説明したらいいんでしょうね。そこら中の山にまとわりつく霧とかそういうものが微妙にこの世のものっぽくないんですよね。不思議この上ない光景でした。
そこから49号線に乗って磐越道とクロスしながら新潟県を目指します。朝霧がもうもうと立ちこめる中、全く視界のきかないワインディングを延々走りますが、廻りの景色がもう信じられない。失礼な言い方かもしれないけど日本じゃない。あんなに延々人工物のない景色はそうそう見られるものではありません。ここでも全くカメラを出す余裕なし。ただただ驚嘆。冗談じゃねぇ!怖い!と叫ぶ程の光景に息を呑むのが精一杯でした。
つづく
あわせてお楽しみくださいませ。
9/8、ブリブリの二日酔いを引きずって恵比寿でランチ。家に帰ってから電話で点呼。一人が携帯クラッシュというありえない展開の中ヤキモキして待つ。日もとっぷり暮れた頃に連絡が来て準備万端。レンタを借りてピックアップ開始。今回のメンツは6人との事だが初対面祭りに近い奴もいて非常に盛り上がる。外苑東〜新目白通りで全員集合。ここにきて走りながら「どこに行くか」という会議が始まる。目指すは新潟県小千谷市片貝。世界最強の四尺玉が待っている。とりあえず高速に乗ってしまえば夜半には着いてしまうため一般道でひた走る事になる訳だが、どこで何をしながら行くか全然決まってない。20号線長野経由か4号線福島経由かが争点となるが、オレを含む東北未踏の人間が数名いたため一路国道4号を北進。北進。北進。何も無い。ホントに何も無い。あるのはただただトレーラーとダンプカーだけ。途中片手で足りない位の事故を目撃する。iPodから垂れ流される井上陽水と宇多田ヒカルで盛り下がる。茨城を抜け栃木へ。青いカンバンに「宇都宮」と出てくる頃から全員考えている事は同じ。
「餃子食いたい。」
夜中の1時にはい、餃子。
全員の口から鬼のようなニンニクとニラの臭いをさせながらガス室と化したWISHは一路福島を目指す。ちらほら寝る奴が出てくるとこれがまた臭い。口開けてパカーっと呼吸するものだからそりゃもう自分が餃子になったのかと錯覚する程臭い。そうこうしている間に青看に「郡山」の文字が。猪苗代湖が近づいてくる。しかし走れども走れども我が暮らし楽にならざり、じゃなかった、クルマが臭い。やっと猪苗代湖に到着。満点の星ですが薄明で徐々に見えなくなっていきます。白鳥のカタチをした遊覧船がやたらと不気味です。あまりに朝焼けが奇麗なので暴れます。撮るのもめんどくさいくらいの美しさ。どう説明したらいいんでしょうね。そこら中の山にまとわりつく霧とかそういうものが微妙にこの世のものっぽくないんですよね。不思議この上ない光景でした。
そこから49号線に乗って磐越道とクロスしながら新潟県を目指します。朝霧がもうもうと立ちこめる中、全く視界のきかないワインディングを延々走りますが、廻りの景色がもう信じられない。失礼な言い方かもしれないけど日本じゃない。あんなに延々人工物のない景色はそうそう見られるものではありません。ここでも全くカメラを出す余裕なし。ただただ驚嘆。冗談じゃねぇ!怖い!と叫ぶ程の光景に息を呑むのが精一杯でした。
つづく
by kala-pattar
| 2005-09-12 21:02
| 行ってきた