太陽と鎖の穂高連峰〜その3
2006年 09月 17日
朝起きると「これでもか」の快晴。
朝焼けに山々が染まる。
死ぬほど美しい。
言葉が出ない。
涸沢の朝は完全に異世界だった。


朝飯を食べて出発の準備をする。
昨日のおじさんも急遽予定を変更して北穂行きだと言う。
せっかくの単独行、くっちゃべりながら登るのもなんだなぁ、と思い
一人で先に出発する。



正直言って、きつい。
勾配が尋常じゃない。
しかし振り返れば富士、目の前には北穂の岩嶺。
水をガブガブ飲みながら登り狂う。
登ること2時間あまり、いくつかのしょうもない岩場を越えて、
北穂山頂に到着。



↑クリックで拡大すると楽しいよ。
北には槍。遠く立山、剣、白馬。
右に目をやると噴煙を上げる浅間山。
そして見まごうことなき八ヶ岳、富士山、南アルプス。
南にはこれから向かう涸沢岳。
あまりの眺望の良さに大休止。
水が一本カラになったのでボトルの水を切ってしまおうと
勢い良く振った瞬間……!!
ボトルは手からすっぽ抜け、滝谷へ落下。
唖然としながら見ていると、
コーン、コーンと威勢良く音を立てながら
軽ーく1000mほど落ちていくのが見えた。
幸いクライマーが居なくてよかったけどアレはまずいよなぁ。
ごめんなさいね。
で、待てども待てども昨日のおじさんが来ない。
まあ待っていてもどうというわけではないので、
適度な緊張感とともにオレは涸沢岳を目指して歩き始めたのだった。
朝焼けに山々が染まる。
死ぬほど美しい。
言葉が出ない。
涸沢の朝は完全に異世界だった。


朝飯を食べて出発の準備をする。
昨日のおじさんも急遽予定を変更して北穂行きだと言う。
せっかくの単独行、くっちゃべりながら登るのもなんだなぁ、と思い
一人で先に出発する。



正直言って、きつい。
勾配が尋常じゃない。
しかし振り返れば富士、目の前には北穂の岩嶺。
水をガブガブ飲みながら登り狂う。
登ること2時間あまり、いくつかのしょうもない岩場を越えて、
北穂山頂に到着。



↑クリックで拡大すると楽しいよ。
北には槍。遠く立山、剣、白馬。
右に目をやると噴煙を上げる浅間山。
そして見まごうことなき八ヶ岳、富士山、南アルプス。
南にはこれから向かう涸沢岳。
あまりの眺望の良さに大休止。
水が一本カラになったのでボトルの水を切ってしまおうと
勢い良く振った瞬間……!!
ボトルは手からすっぽ抜け、滝谷へ落下。
唖然としながら見ていると、
コーン、コーンと威勢良く音を立てながら
軽ーく1000mほど落ちていくのが見えた。
幸いクライマーが居なくてよかったけどアレはまずいよなぁ。
ごめんなさいね。
で、待てども待てども昨日のおじさんが来ない。
まあ待っていてもどうというわけではないので、
適度な緊張感とともにオレは涸沢岳を目指して歩き始めたのだった。
by kala-pattar
| 2006-09-17 15:49
| Mountain