太陽と鎖の穂高連峰〜その6
2006年 09月 23日
山荘から奥穂山頂まではひと登り。
別に広場があるわけではないのですが、広いピークですね。
ケルンや岩がゴロゴロしていて、360°広がるパノラマ。
日本第3位の高峰、というのはひとつの魅力でしょうけれど
なにか独特の力を持っている不思議なピークでした。
突き抜けるような開放感や達成感ではなくて
妙な感覚。
どうも説明できないなぁ……。
槍を望む

どこまでも山。

ハイコントラストな風景、そそりたつジャンダルム。
「いつか行こう」なんて思えないほど厳しいたたずまい。

最高の景色が広がります。



で、景色を楽しんでいるうちに
山荘で仲良くなった単独行の人たちがわらわらと到着。
即席パーティーを組んで前穂へと出発。
延々とトラバースルートが続きます。
高度感はあるけれど、恐怖感をあおるほど道は悪くなく。
タラタラとアップダウンを繰り返し、唐沢を上部から覗き込んだりしつつ
紀美子平に到着。荷物を置いて前穂のピークへ。
先行する男性についていくと、ルートを外れてガレた急斜面をガシガシ。
負けじとついていくと、ひょっこり出たのは慶応尾根を詰め切ったピーク。
前穂は二重ピークなのね。
ここの景色は最高すぎて写真に収められませんでした。
今回の山行で一番の絶景だった。
周りが開けているからかもしれないし
眼下に上高地を感じられるからかもしれない。
遠くにそびえるジャンダルムもここからがいい。
とにかく最高のピークでした。

ね、最高でしょ。
ここからは下るのみ!
重太郎新道を一気に駆け下り、
岳沢を転げるように落ち、
パンパンに張ったフトモモをなだめすかして走る!
上高地に着いたのは2時頃。
観光客がたくさんいる中、ビールで乾杯。

即席パーティーのみんなは
またいつかどこかの山で再開することを誓って
上高地バスターミナルを後にしたのでした。

帰りのスーパーあずさ、もちろん座ったのは右側の車両。
夕暮れの空に遠く見える北アルプス。
ピークとピークの間から見えた槍ヶ岳は死ぬほど泣ける画でした。
心の整理はつかないまま、山の余韻を引きずったまま……
一睡もせぬまま、列車は新宿駅のホームに滑り込んだのでした。
おつまい
別に広場があるわけではないのですが、広いピークですね。
ケルンや岩がゴロゴロしていて、360°広がるパノラマ。
日本第3位の高峰、というのはひとつの魅力でしょうけれど
なにか独特の力を持っている不思議なピークでした。
突き抜けるような開放感や達成感ではなくて
妙な感覚。
どうも説明できないなぁ……。
槍を望む

どこまでも山。

ハイコントラストな風景、そそりたつジャンダルム。
「いつか行こう」なんて思えないほど厳しいたたずまい。

最高の景色が広がります。



で、景色を楽しんでいるうちに
山荘で仲良くなった単独行の人たちがわらわらと到着。
即席パーティーを組んで前穂へと出発。
延々とトラバースルートが続きます。
高度感はあるけれど、恐怖感をあおるほど道は悪くなく。
タラタラとアップダウンを繰り返し、唐沢を上部から覗き込んだりしつつ
紀美子平に到着。荷物を置いて前穂のピークへ。
先行する男性についていくと、ルートを外れてガレた急斜面をガシガシ。
負けじとついていくと、ひょっこり出たのは慶応尾根を詰め切ったピーク。
前穂は二重ピークなのね。
ここの景色は最高すぎて写真に収められませんでした。
今回の山行で一番の絶景だった。
周りが開けているからかもしれないし
眼下に上高地を感じられるからかもしれない。
遠くにそびえるジャンダルムもここからがいい。
とにかく最高のピークでした。

ね、最高でしょ。
ここからは下るのみ!
重太郎新道を一気に駆け下り、
岳沢を転げるように落ち、
パンパンに張ったフトモモをなだめすかして走る!
上高地に着いたのは2時頃。
観光客がたくさんいる中、ビールで乾杯。

即席パーティーのみんなは
またいつかどこかの山で再開することを誓って
上高地バスターミナルを後にしたのでした。

帰りのスーパーあずさ、もちろん座ったのは右側の車両。
夕暮れの空に遠く見える北アルプス。
ピークとピークの間から見えた槍ヶ岳は死ぬほど泣ける画でした。
心の整理はつかないまま、山の余韻を引きずったまま……
一睡もせぬまま、列車は新宿駅のホームに滑り込んだのでした。
おつまい
by kala-pattar
| 2006-09-23 03:21
| Mountain